ロボットと協働する時代

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

2年ぶりに会社の人と少人数で忘年会らきしものをしました。

感染対策とコスパを兼ねてすかいらーくグループの某ファミレスで飲んできました。

ファミレスもしばらく来ないうちに、いつの間にか近未来の光景でありました。

なんと最近はロボットが配膳してくれるのですね。

初めて見ましたが、配膳してくれて、食器やグラスも置けば下げてくれます。

人との接触を避けつつ、省人化も出来てまさに一石二鳥であります。

見たところそこそこ広いフロアにもかかわらず、ウエイトレスさんが3人くらいしかいませんでした。

製造現場だけでなくサービス業の現場でもついにロボットと人が一緒に働く環境が出来上がりつつあるようです。

ネコ型配膳ロボット「BellaBot」

今回私が目にしたのは、こちらのロボット。

Pudu Roboticsという中国の大手ロボットメーカーの自動配膳ロボットBellaBotであります。

てっきり日本のサイバーダイン製かと思ってましたので、そこは少々がっかりしてしまいました。

すかいらーくホールディングスでは「ガスト」や「しゃぶ葉」「バーミヤン」など約2000店舗に配備するとし、スタッフの作業を大幅に削減するようです。

私の行ったファミレスでは配膳と下善だけでしたが、他にもいろいなことが出来るようです。

以下、ロボット情報WEBマガジン「ロボスタ」より抜粋。

1.自動で配膳・下膳
従業員が料理をトレイに置き、配膳するテーブルをタッチパネルで選択するだけの簡単操作でロボットがホールスタッフの代わりに配膳。指定のテーブルに着くと、ロボットが音声でお知らせする。ユーザーは画面をタップし料理を受け取る。ロボットは複数のテーブルを経由することも可能で、最適ルートを考えて配膳し、タスク終了後はパントリー等指定された場所に自動的に戻る。また、BGMを流しながらケーキやプレゼントを運ぶなどの特別な演出も可能。下膳では従業員がテーブルを選択してロボットを向かわせ、使用済みの食器類をトレイに載せて、タッチパネルをタップすると、指定された食器返却場所に自動的に戻る。

 

2.設定ルートで客席を巡回
予め設定されたルートを冷水ピッチャー、食器類、ナプキン、除菌用アルコール、台ふきん等を運びながら巡回する。

 

3.来店時の接客・席案内
来店客を迎え、テーブル席に案内する。案内後は指定位置に自動的に戻る。

 

4.コミュニケーションやサイネージで店舗やメニューをPR
簡単な会話や、音声による集客など、ロボットとの簡易なコミュニケーションが可能。

会計まで自動にしてしまえば、もはやホールスタッフは少人数でよくなり、厨房へ人を割け、料理の出てくるスピードアップにもつながりそうですね。

敢えてNGのところを言わせてもらえば、ロボットに料理を載せるのが人間の為、料理を置き間違えるというミスがありましたが、それでも人間が行ったり来たり配膳するよりは段違いのスピードと効率化であります。

おわりに

ついに飲食業にロボットの進出が始まったというところでしょうか。

10年くらい前に移民系の人たちが多くサービス業で働き始めたのも驚きましたが、まさかこんなに早くロボットに接客されるとは思ってもいませんでした。

人手不足が顕著な飲食業には強力な助っ人になりそうですね。

飲食業以外でも病院で使われていたり、この手のロボットは助っ人どころか、主力になるかもしれません。

接客もできますので、クレーマー対策にも良さそうです。

日本の労働力不足にはかねてからロボット化による省人化しかないと、私は思っていましたので今回自分の目で見ることが出来、改めて確信しました。

それにしても、日本のメーカーでもし作って入れば早速株価をチェックしてみたのですが、そこだけが残念ですね。。。

日本のロボットメーカーにも頑張ってもらいたいところであります。

 

ではこの辺で、アディオス!