貧乏人を食い物に【貧困ビジネス】

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

今月末の衆院総選挙へ向けて、駅前の街頭演説も増えにぎやかになってまいりました。

テレビでは党首討論が盛んに行われております。

そんな中、山本太郎氏率いるれいわ新選組がN国党の立花党首より政治資金として寄付の募り方が「詐欺的な貧困ビジネスでは」と問われる一幕がありました。

れいわ新選組は貧困ビジネスというか弱者ビジネスの匂いがプンプンしておりましたので、山本氏としてはズバリ核心を突かれたことでしょう。

一見弱者に寄り添うような姿勢を見せておりますが、出来もしない公約を掲げて、支持者から資金を募っておりますので、政治家というよりは活動家、大衆扇動家といった方がしっくりくるかもしれません。

ビジネスの一環として弱者救済を謳っているようにみえますので、本気で政権を取ることなどは考えていないのでしょう。

あくまでも私の感想ではありますが。

れいわ新選組は政党として貧困ビジネスをおこなっていると指摘されましたが、バブル崩壊以降こうしたビジネスが増えてきたように思えます。

貧富の差が広がっているといわれる日本において貧困層の拡大が貧困ビジネスを冗長させているといえそうです。

貧困ビジネスとは

社会的弱者や生活困窮者をターゲットにして稼ぐビジネスの総称であります。

2000年代から相次いで発覚するようになったビジネスモデルで、主に生活困窮者に生活保護を受けさせ、無料低額宿泊所やアパートに住まわせ、高額な食費や管理費、光熱費を徴収する「囲い屋」が代表的な手口であります。

消費者金融、闇金、風俗、住み込み労働、派遣労働なども貧困ビジネスといわれ、貧困者の無知に付け込んで囲い込むビジネスモデルであります。

一部のネットカフェでは生活困窮者を対象としていることから、貧困ビジネスのひとつに挙げられています。

昔ながらのドヤ街、日雇い労働なども貧困ビジネスですね。

漫画カイジおける帝愛グループの地下帝国も帝愛の貧困ビジネスといえるでしょう。

闇金ウシジマ君も間違いなく貧困ビジネスです。

語弊はありますが一般的に貧困層は自分の頭で考えることを厭い、知識も乏しく情報弱者であることから騙されやすい人が多く、こうしたビジネスの食い物にされやすいのでしょう。

貧困ビジネス詐欺にご用心

コロナ禍により続々と貧困ビジネスが増えているようです。

今までの本当の貧困層がターゲットというよりは、コロナ禍により収入が落ちた新貧困層がターゲットになります。

一獲千金を狙えそうな話を誘ってくる昔ながらの手法なのですが、こういう時代ですので被害を被る人が増えているようです。

例えば仮想通貨詐欺であったり、怪しげな投資セミナーなど投資がメインの詐欺が多いですね。

情報商材も貧困ビジネスの一種といえるでしょう。

特徴はどれも「ハイリターン高利回り」や「ほったらかし」、「お金をだすだけ」、「リスクがない」などです。

普通に投資をしている人や富裕層が引っかかることはありませんが、お金に余裕が無くなった人にとっては魅力的な案件に映ることでしょう。

お金に余裕のない人ほど、人生大逆転という大ばくちをしがちですが、ほぼ間違いなくさらに貧困に陥ります。

こうした詐欺で人生立ち直れないくらいのダメージを負うと、生活保護囲い込みなどの本物の貧困ビジネスのお世話になってしまいますね。

おわりに

海外でも物乞いが犯罪組織の管理下に置かれていたり、孤児院の子どもを餌にして、寄付金を募る貧困ビジネスがもちろん存在します。

ひと昔前のアフリカ各国などは先進国からの援助をアテにした貧困ビジネスばかりでしたね。

「貧困はお金になる」といわれておりますので、この先も無くならないのでしょう。

マネーリテラシーの高い方は、こうしたビジネスに引っかかることは無いですが、あの手この手で新手の詐欺やビジネスは考えられますので、絶えず注意は必要であります。

それにしてもあのれいわ新選組のピンクの旗やジャンパーはどうにかならないのでしょうか。

色だけでも目立とうとしているのがバレバレですね。

しかも楽天モバイルにしか見えません(笑)

 

ではこの辺で、アディオス!