¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
投資関連のニュースなどを見ていると、よく耳にするのが、イールドカーブという言葉であります。
投資の初心者には、なんのこっちゃ分からないですね。
そういう私もよく分かりません(笑)
どうやらアナリスト達が重視する重要な指標であるらしいのです。
そして、市場は逆イールドというものを警戒しております。
ますますわけが分からないですね。
というわけで、自身の勉強も兼ねてイールドカーブについて勉強です。
イールドカーブとは
イールドとは利回り(金利)のことで、カーブは曲線。
つまりは利回り曲線という意味であります。
横軸に債権の残存年数、縦軸に最終利回りをとった座標に、各債券の残存年数と最終利回りに対応する点をつないでできた曲線をイールドカーブと呼びます。
ちょっとよく分からないですねが、債権の残存年数というのは6ヵ月債や10年債のことであります。
このカーブが右上がり(償還までの期間が長いほど利回りが高い)時は順イールドと呼ばれます。
正常な経済であれば、期間が長ければ利回りが高くなります。
短期の利回りが低く、長期の利回りの高い長短金利差の時は好景気といわれています。
朝のテレ東「モーニングサテライト」見ていると毎朝、米長期国債と短期国債の金利がアナウンスされますね。
因みにこの長短金利差を操作することをイールドカーブコントロールと呼びます。
逆にカーブが右下がり曲線の場合は逆イールドと呼ばれ、市場関係者から警戒されています。
逆イールドはなぜ悪い?
短期金利が上昇し、長期金利が下がることを逆イールドと呼びます。
短期金利>長期金利の状態になっており、金融不安や政策により短期金利が上昇することで起こります。
この影響により銀行の融資貸し渋りや、住宅ローンの変動金利が上がることがあるようです。
一般的に景気後退であるリセッション入りの前触れとされています。
あくまでも可能性が高くなるというだけで、逆イールドになったからといって必ず不景気になるというわけではありません。
日本ではバブル崩壊後、米国では2006年に逆イールドが確認されています。
おわりに
ごく簡単にかいつまんで、説明してみましたが、正直私も完璧にイールドカーブを理解したわけではありません。
日々の経済ニュースに触れる上で、頻出する言葉ですので、なんとなくわかれば良いかなと思います。
特に「逆イールド」がニュースに頻繁に出始めたら、「ちょっと警戒しよう」という気になりますね。
因みに現在の米国債利回りのイールドカーブはググれば出てきます。
いまのところ順イールドで、1年債1.67%、10年債2.41%であります。
毎日気にする必要はないとおもいますので、時々チェックするくらいがいいのではないでしょうか。
ではこの辺で、アディオス!