¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
約2週間に及ぶ選挙戦の末、日本の次期首相が決まりました。
岸田文雄氏が第100代内閣総理大臣に就任します。
マスコミの願望であった河野太郎氏が惨敗し、私の願望であった高市早苗氏は善戦しましたが、第三位で終わりました。
しかしながら、議員票で河野氏を高市氏が上回ったため、党内での存在感が増したのではないでしょうか。
恐らく次の総裁選にも出るでしょうから、次期首相の大本命有力候補となるでしょう。
岸田内閣でも重要ポストに就くのではと憶測されております。
河野氏はどうなるのでしょうか。
入閣のオファーはあると思いますが、拒否して石破ゲル氏のように党内野党のような存在にならんとも限りません。
なんにしても、無難なところで落ち着いた感じではあります。
ちょうどダウ平均の影響で日経は下落していましたので、岸田新総裁の誕生がどう影響しかたは分かりずらいですが、早速岸田銘柄には買いが入っていたようです。
新総裁が決まりましたので、改めて岸田氏の政策を見ていきます。
岸田新総裁の政策
以前、簡単にまとめた記事がありますので詳細はこちらから。
保守本流の令和版所得倍増計画読んではいないですが、岸田氏著の本があります。
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岸田氏は昨日の会見で言っておりましたが、富の分配を唱えております。
なにやら隣の国の「共同富裕」に近い発想ですが、格差の解消ということで根っこの考えは同じでしょう。
ただ、富裕層から徴収してばらまくのではなく、成長をしてその果実を再分配していこうという考え方なのでしょう。
本著では高額の金融所得に対する課税率の見直し、中間層の教育、住宅費に対する支援、社会人に対する再教育支援、中小企業、小規模事業者に対する支援を提唱しています。
さらにIoTなどの普及によって、地方にあっても都会と同じレベルの仕事ができる環境を整え、大平正芳元首相が唱えた「田園都市構想」を再生し、「デジタル田園都市構想」を推進するとしています。
基本的にアベノミクス路線を継承していくと思われますが、どうい独自色を打ち出していくのでしょうか。
岸田銘柄
昨日は岸田氏の政策の一つであるワクチンパスポートに関連して、ITbookホールディングス【1447】が思惑買いにより早速11.5%上昇しています。
同氏は健康や医療に関心が高いようなので、医薬関連、医療人材関連にも注目が集まりそうです。
また、地方のデジタル化や中小企業支援も政策の一つですので、引き続きデジタル関連銘柄と中小企業支援がらみの銘柄が物色されるのでは。
サラリーマン投資家なので、流石に銘柄を考える時間がありませんが、無難なところはデジタル関連という処なのでしょう。
例え政権が変わってもデジタル関連は時の政府の国策銘柄となりますので、「国策に売り無し」であります。
おわりに
地味だ決断力が無さそうなどいろいろいわれる岸田氏ですが、総裁になったからには日本の為に頑張って頂きたいですね。
あまり期待はしていないのですが、期待値が低い分ちょっとしたことでも評価が上がりそうです。
地位が人を作るということもありますので、意外と大宰相になるなんてこともあるかもしれません。
長期政権を期待しますが、次は高市氏が控えていますので、短命で終わって欲しいようなちょっと複雑な気持ちであります(笑)
ではこの辺で、アディオス!