有事は防衛関連銘柄を買う

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

イスラエル軍とパレスチナ人軍事組織ハマスの戦闘は激化の一途をたどってますね。

動画で見ましたが、ハマスの発射したロケット弾をイスラエル軍の防空システム「アイアンドーム」のミサイルがことごとく撃墜してました。

イスラエルの軍事力は凄いですね。

今度はガザにイスラエル軍地上部隊を侵攻させているようです。

なかなか終わりが見え無さそうです。

こうした軍事衝突が起こると、株価には悪い影響を及ぼします。

イラクのクェート侵攻時や、直近では米軍によるイランゴドス軍司令官爆殺により日経平均が急落する場面がありました。

ではこうした軍事危機時に買いの銘柄はあるのでしょうか?

軍事危機や紛争時は防衛関連銘柄が上がる?

こういった有事の際は大半の株は下落しますが、逆に買いが集まる銘柄があります。

それが軍事・防衛関連銘柄です。つまり軍事関連企業の株です。

中東や北朝鮮がきな臭くなり始めると防衛関連株は上昇します。

ただ、その後は全体的に買いが戻り株価は上がっていくようです。。

戦争では結局株価は上がる傾向がある様です。

日本に関係する軍事危機 防衛関連の買い時は?

日本は76年間一度も戦争をしていない世界でも珍しい国であります。

しかし、日本の周辺国は好戦的な国が多いためいつ戦争が起きてもおかしくありません。

日本が戦争を避けたくても、相手国が戦争をどうしてもしたければ避けようがありません。

これからも平和だという保証はどこにもありません。

話が逸れましたが、防衛関連銘柄を監視する際に注視すべき有事を紹介します。

北朝鮮核問題

核のカードによって周辺国を脅しつけるならず者国家です。

外交カードとして核実験や海に向かってミサイル発射実験を繰り返しています。

北朝鮮が核を放棄することは絶対にあり得ませんので、暫く緊張状態はなくなりません。

台湾海峡有事(米中衝突)

中国は台湾に対する軍事的圧力を強めています。

有事が起これば米国は台湾を支持し米中衝突に発展しかねません。

台湾海峡を挟んで米中海軍が睨み合うだけで世界の株価は下落しそうですね。

尖閣有事

年々中国海警の嫌がらせの領海侵犯の度合いが増す尖閣諸島ですが、ふとしたきっかけで日中軍事衝突も考えられます。

中国共産党の国家体制が変わらない限り、尖閣占領の野望は無くならないでしょう。

竹島有事

可能性は限りなく低いですが、韓国が実効支配中の日本領竹島を巡って紛争が起こるかもしれません。

日本から仕掛ける可能性は低いですが、韓国大統領の反日暴走など考えられなくはありません。

韓国海軍は海上自衛隊の航空機にレーダー照射するような国ですので、何を仕出かすかわかりません。

因みに対馬を韓国領と主張する勢力もいます。

中東情勢

「遠くの戦争は買い、近くの戦争は売り」という格言があります。

古くは第一次世界大戦や朝鮮戦争で日本は特需が発生しております。

防衛関連のみならず、一時的には下落するものの全体の株価は上がりやすいのかなと思います。

米国の軍事関連銘柄

軍事関連銘柄といえば世界最強の軍事国家アメリカの株は外せません。

ボーイング【BA】

日本を焼け野原にしたことで知られるB-29戦略爆撃機で有名な米国を代表する軍事企業です。

航空自衛隊のF-15イーグルや米海軍の主力F/A-18ホーネットなどもボーイングの機体です。

ロッキード・マーチン【LMT】

F-35ライトニングⅡや現在世界最強の戦闘機F-22ラプターなど第5世代と呼ばれる最新鋭ステルス戦闘機を製造しています。

第二次大戦中はP-38ライトニングという双発戦闘機を製造しておりました。

ボーイングは民間旅客機も製造していますが、ロッキードは純然たる軍事企業ですね。

ゼネラル・ダイナミクス【GD】

原子力潜水艦、M1エイブラムス戦車を製造する世界的な航空宇宙防衛企業です。

軍需産業のあらゆる分野に参入し多角化しています。

日本でも有名なバルカン砲(ガトリング砲)はゼネラル・ダイナミックスの開発による。

ノースロップ・グラマン【NOC】

航空機やニミッツ級空母やロサンゼルス級原子力潜水艦を製造しています。

映画「トップガン」で一躍有名なF-14トムキャットを製造していました。

その他にも湾岸戦争でも活躍したB-2ステルス爆撃や、第二次大戦中に日本のゼロ戦を地獄に突き落としたF6Fヘルキャット艦上戦闘機が有名です。

段々マニアックになってきました。

日本の防衛関連銘柄

敗戦により軍需産業の弱くなってしまった日本ですが、現在自衛隊向けに装備を納めている企業です。

石川製作所【6208】

自衛隊向けに機雷を製造しています。

特に北朝鮮との緊張が高まると株価が上がりやすいようです。

細谷火工【4274】

火工品を製造販売していますが、自衛隊向けに照明弾や発煙筒を製造しています。

こちらも半島情勢などにより株価が上昇します。

豊和工業【6203】

戦中は日本陸軍の三八式歩兵銃や、九九式歩兵銃を製造し、現在は自衛隊向けに自動小銃や迫撃砲を納めています。

三菱重工業【7011】

説明不要の日本を代表する軍事企業です。

過去には名機ゼロ戦や戦艦武蔵を製造しています。

戦闘機、潜水艦、戦車など自衛隊向けにあらゆるものを供給しています。

まとめ

戦争は起きないのが一番ですが、

危機や紛争だからといって何もしないというのもどうでしょうか。

有事の際は買いとも言います。

戦争で儲けるのは後ろめたい気持ちもありますが、そこは割り切っていきたいですね。

 

ではこの辺で、アディオス!