本気?【節電ポイント】

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

暑くなってまいりました。

我が家ではエアコンはまだつけていないものの、扇風機を引っ張り出して稼働させています。

これから本格的な夏に向けて、電力需要は増すばかりであります。

我が国のエネルギー供給は東日本大震災による原発稼働停止により、石炭、石油、天然ガスの割合が増えており、海外輸入依存度が高くなっております。

折からの円安も直撃し、調達コストもアップしており、電気代へ跳ね上がっております。

私は原発再稼働賛成派でありますので、言ってしまえば電力価格の高騰は原発再稼働によりほぼ解決できるものと思っております。

2010年には日本のエネルギーの17%を占めていた原子力ですが、現在は3.9%まで低下しております。

岸田首相は原発再稼働を明言していますが、いまいち本気度が伝わらないですね。

それだけでは無く、物価高対策としてなんとも珍妙な政策を押し出してきました。

それが節電協力した家庭に対するポイントの付与であります。

一見すると、節電すればポイントがもらえますので「いっちょやったろうやないか」と思いましたが、その金額がせこすぎるのであります。

目標とする月3%の節電を達成した処で得られるポイントは数十円だそうです。

この数十円は早速Twitterのトレンド入りを果たしております。

ポイントはTポイント、Ponta、nanacoに交換できるようですが、月にたったの数十円では流石にやる気が起きませんね。

エアコンを使わずに暑さに耐えたところで対価がたったの数十円だと思うと、もっと他に案は無かったのでしょうか。

夏には間に合わないので冬の電力需要を見込んでの政策とも言われています。

ということは冬の寒さに耐えながら節電をしろというお上のお達してということですね。

物価高対策の一つという位置付けではありますが、もちろん節電そのものに反対は致しませんし、大いに賛成であります。

しかしながら、電力供給について政府が努力せずに企業や国民にだけに協力を強いるのはいかがなものでしょうか。

政府がやるべきことは、エネルギーを確保したり、粛々と原発を再稼働し、さらに小型原発の開発を推し進めなければならないでしょう。

一説には選挙も近いため、原発の話題は避けたいとの思惑もあるようですが、選挙が終わった暁には原発を始めとする、日本のエネルギー供給について本腰を入れて取り組んで頂きたいものです。

 

ではこの辺で、アディオス!