ショッキングなニュースであります。
安倍元総理暗殺。
ただただショックで言葉が出ません。
そして、犯人にたいする怒りしかありません。
普段、有名政治家が無くなったところで、それほどびっくりしませんが、流石に安倍さんではショックが大きすぎます。
しかも現代日本において銃撃による暗殺であります。
元首相の暗殺は2.26事件の高橋是清以来だそうです。
犯人の男は元海上自衛隊ということですが、約20年前に退官しているようですので、そこだけクローズアップして報道するのもいかがなものかと思います。
報道の仕方に恣意的なものを感じますが、その後の経歴についてはそのうち明らかになるでしょう。
殺害の動機は政治信条以外の安倍元総理の態度に不満を持っていたとの事ですが、政治家たるもの政治信条を表明するのが職業ですので、態度に不満ということは無いでしょう。
態度が気に入らないだけで殺されるとなると、相当物騒な世の中であります。
単独犯なのか、背後に何者かがいるのか、犯人の背景によっては日本を大混乱に落としかねません。
私は一度だけ、第一次安倍政権を下野したあとの安倍さんを渋谷で見たことがあります。
当然安倍さんの政策に対しては是々非々ではありますが、概ね支持しておりましたので、本当に残念でなりません。
安倍晋三という政治家を失ったことは日本にとって相当な損失であります。
日本だけでなく世界的にも影響力を持ったスケールの大きい安倍さんのような政治家が今後日本に出てくるのでしょうか。
安倍さんが総理になってからというもの、野党、左翼、マスコミによる安倍叩きが熾烈を極めており、総理を辞任し亡くなる直前まで続いておりました。
こうしたいじめのような安倍たたきが、与党政治家にたいしては何をしてもかまわないという風潮を生み、このような事態に発展したのではないでしょうか。
憲法改正などまだまだやり残したことが多く、志半ばで凶弾に倒れた安倍さんの胸中はいかばかりか。
安倍さんの意思を継ぐ政治家の出現を期待します。
まずは安倍さんのご冥福をお祈するとともに、今までの功績に感謝であります。