少子化はお金でしか解決できない!?

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

連日ニュースを賑わす自民党総裁選。

テレビの露出が多すぎて、電波ジャックともいわれています。

Youtube界も総裁選一色であります。

野田氏は別として、河野氏、岸田氏、高市氏のどなたが総裁になってもおかしくはない状況ですね。

河野氏は親族経営の日本端子が中国とのズブズブの関係を暴露されていましたが、ダメージは無いのでしょうか。

マスコミは河野氏贔屓なので、報道しない自由を発動しているようです。

そんな中、候補4氏が子ども政策を巡り、討論を行いました。

私も一児の父であり、もう一人欲しいと思っているので、非常に関心が高い分野であります。

もちろん日本の少子化も気になります。

総裁候補4氏の子ども政策

子ども政策(少子化対策)を4氏はどう取り組むのでしょうか。

以下、候補4氏の子ども政策についての発言です。

河野太郎氏

「こども庁は必要だ。河野政権ができたら『子どもの自殺と虐待死ゼロ』、『子どもの貧困ゼロ』を実現していく。デジタルの力も活用し、教育や家庭、健康診断などのデータを連携させて、事前に手を差し伸べることが大事だ」

岸田文雄氏

「私も3人の子の父親で悪戦苦闘の連続だったが、子どもと一緒にいる時間はありがたかった。社会にとって子どもたちは未来であり、政策や予算を一元化し、省庁の縦割りを打破しないといけない。関連予算も思い切って倍増したい」

高市早苗氏

「令和の省庁再編に挑戦する中で、子ども政策の推進のために最も効率的で効果的な組織は何か検討していく。複数の子どもを産み育てたい世帯への支援の充実は重要で、低所得世帯には、児童手当を18歳まで支給することを検討する」

野田聖子氏

「人口減少は最重要課題だ。来年の通常国会に、こども庁設置法案を提出し『弱き者にも生きる価値がある』という新たな規範をつくることで、1人でも多くの人に『苦しみから一緒に抜け出していこう』というメッセージを送りたい」

どの候補も縦割り省庁を再編し、こども庁に一本化するという意見は一致しております。

しかしながら、子供手当という点では踏み込んだ発言が無いですね。

高市氏が18歳まで手当を支給を検討するとしていますが、低所得世帯向けですので、どこまでが低所得に含まれるか注目ですね。

一番気になるところであります、子供手当は各候補が総裁になってから、具体的な政策が出てくるのでしょう。

子育てに必要なのは一にも二にもお金であります。

お金で出産を諦める家庭もあります。

多少は思い切った案が出てくることを期待したいですね。

ハンガリーの少子化対策

個人的に日本の少子化対策は全然ぬるいと感じております。

少子化対策に執念を燃やす中欧の小国ハンガリーの取り組みを紹介します。

「ハンガリー人を増やす」

移民で人口を増やすのではなく、自国民を増やそうというのがハンガリーの試みであります。

GDPのなんと4.7%も少子化対策に充てております。

日本もこれくらいの本気度を見せてもらいたいですね。

ハンガリー政府の政策のおかげで人口減少に歯止めがかかり始めているようです。

以下、ハンガリーの少子化対策です。

・4人目の子供を産むと、定年まで所得税ゼロ

・3年間の有給育児休暇

・結婚奨励金

・無利子ローン
・新車購入補助金

・マイホーム補助金

・学生ローン返済減免

・体外受精無料化

詳細は省きますが、羅列しただけで、神政策なのがわかりますね。

独身子無しのままでいるのが、馬鹿らしくなってきます。

独身差別といわれそうではありますが、こうまでしないと人口は増えないでしょう。

それにしても我が国には、一つも無い政策ばかりであります。

地方の自治体などでは独自に行っているところもあるかもしれませんが。

しかし、見て頂いて分かる通り、少子化対策は本当にお金が全てであります。

財源はどうするという議論は置いといて、次の総裁には是非参考にしていただきたいですね。

おわりに

少子化対策は緊急かつ重要な問題ですが、票にならないのか、今まであまり焦点にならず、棚上げされてきた感があります。

私も独身時代が長かったので、恥ずかしながら全く無関心でした。

逆に独身が損をする税制はおかしいとまで思っていたくらいであります。

こればかりは子供を持ってみないと実際分からないですね。

今でも児童手当や無料の医療費など助かっている部分はあります。

しかし、本気で少子化対策をするのであれば、現在GDP比0.8%しかない年間予算を数倍の規模にしなければなりません。

何度も言うように少子化を解決する方法はお金以外ありえません。

ハンガリーに出来て、日本に出来ないことはないと思うのですが。。。

成果が見えるまで10年20年かかりますが、スマートロボットによる省人化、移民政策と並行して国家100年の大計として次の政権には実践してもらいたいですね。

我が家の家計も助かりますので是非お願いしたいです(笑)

 

ではこの辺で、アディオス!