¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
ここ最近なぜか詐欺及び詐欺まがいの行為及び手口に嵌っています。
もちろん私が詐欺を行うのではなく、いろいろな手口を見るのが楽しいのであります。
マルチ・ネットワークビジネス、情報商材ビジネス、投資詐欺、ポンジスキーム等々、世の中いろいろな詐欺が横行し、ネタが尽きることはありません。
なぜ人は詐欺に会うのか、又は詐欺に会っていることさえ分からず騙されるのか。
そんな疑問に対して説明できる本を読んだので軽く紹介します。
ロバート・B・チャルディーニ著の「影響力の武器 ーなぜ、人は動かされるのかー」という本です。
私自身が詐欺に興味があるからなのか、正直めちゃくちゃ面白かったです。
結構分厚い本で、内容も濃いので各項目についてはそれぞれ後日記事にまとめるとして、この本は社会で生きていくうえで騙されない為に、どう自分を守れば良いのか教えてくれます。
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「影響力の武器」簡単要約
人間の行動の多くは自動的とされており、標準的な原則に従おうとします。
その方が効率的なため、人間は自動的反応を日々使用しています。
そのような人間の自動的反応(影響力の武器)を利用する誘導戦術を著者は6つ挙げています。
「返報性」「一貫性」「社会的証明」「好意」「権威」「希少性」に分類しています。
返報性は施されたらお返しをしなければという心理。
一貫性は自分が決めたことは変えたくないという心理。
社会的証明は世間が良いとしているものは良いと思うこと。
好意は文字通り、好意を抱いた人間の言う事を聞いてしまうこと。
権威は専門家などの言う事に疑問を抱かず信じてしまうこと。
希少性は数量の少ないものを貴重と思ってしまうこと。
以上、ざっくり過ぎるほどざっくり解説でした。
それぞれ一つの記事に出来るくらいの項目ですので、別の機会に深堀っていきたいと思います。
影響力の武器 3部作
本書は3部作となっているようです。
買ってはいませんが、実践編と戦略編という続編が出ているようなのでご紹介。
影響力の武器 実践編 「イエス!」を引き出す60の秘訣
実践編というくらいなので、前述の誘導戦術を具体的実例を挙げて解説しいるそうです。
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影響力の武器 戦略編 小さな工夫が生み出す大きな効果
小さな努力で大きな成果が出る実例が53個載っているそうです。
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PRE-SUASION :影響力と説得のための革命的瞬間
著者による影響力の武器シリーズ最新刊です。
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本書の他に3冊も出ているのは知りませんでした。
結構分厚い本なので読むのに時間がかかるのですが、結局残り3冊も買ってしまいそうな気がします。
これは一体どの誘導戦術に私は引っかかっているのでしょうか(笑)
まとめ
本書では昔からあるセールスや詐欺の手口の紹介であります。
近年詐欺の手口は巧妙化しており本書には当てはまらないケースもあるかもしれませんが、それでも原理原則は古今より変わりませんので、知っているのと知らないでは雲泥の差であります。
6つの誘導戦術については誰もが聞いた事があり、知っていることだと思いますが、説明しろといわれると言語化できないですよね。
結局、朧げに分かっているような気になっているだけですので、本書を読むことで思考が整理されます。
この先余計な買い物をしない為にも本書を一読することをおススメします。
ではこの辺で、アディオス!