お金でなにが欲しい?

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

以前、佐藤健さん主演の映画「億男」を見たことがありましたが、藤原竜也さんの怪演くらいしか印象がなく、お金について何か為になるかと思いましたが、いささか期待外れでした。

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映画は興業的にも振るわず、大コケとも称されています。

珍しくお金をテーマにした映画でしたので、楽しみにしていたのですが、正直つまらなかったというのが感想であります。

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先日、小説で読む機会がありましたが、映画とはまた違った印象があり、お金に関して軽く読める感じでこちらの方が良いですね。

テーマは「お金と幸福」について語られており、「お金を得て何が欲しいのか」という論点であります。

私自身、もちろんお金が欲しい人間の一人であります。

お金でなにが欲しいのかというと、経済的自由、具体的には、子供達への充分な教育ができ、子供達が大きくなった後は日本と海外を半年づつくらい行ったり来たりする生活を送りたいと思っております。

それを実現するには恐らく夫婦そろって年間4~500万あれば可能であると思います。

どうやって経済的自由を手に入れるかは置いといて配当や不動産収入でそれを賄うようになればベストですね。

それには億を超える資産が必要になりますが。。。

結局お金が欲しいといっておきながらも、いくら欲しい?いくら必要か?と問われると即答できないですね。

多くのお金持ちになりたいという人達も実際いくら欲しいか即答できる人は少ないのではないでしょうか。

仮に1億欲しいと思い、実際1億手に入ると、さらに欲しくなるはずです。

小説の下りで、主人公が宝くじで3億円当てた日に、牛丼屋に行き普段頼まないような大盛を頼んだうえ、生卵、サラダまで付ける「豪華」な食事をします。

また、スーパーでは普段は買わない高いパンや国産のシイタケや、台湾産のバナナを奮発して買います。

それに対し主人公は「お金が与える自由とはこの程度のものなのか」と愕然とするシーンがあります。

これは実際その程度だと思いますし、その程度くらいしか普段のお金の使い道は思いつかないのではないでしょうか。

ホリエモンが「月収100万円越えたら、物欲が無くなる」といっておりましたし、ひろゆきもお金持ちになって変わったことは、飛行機のファーストクラスに乗れるようになったことくらいと言っておりました。

これよりさらにケチな話で、自分自身の体験ですが、連日残業と休出を繰り返し、結構なお金を稼いでいた時のとある休日のことであります。

財布の中に10万円が入っており、たまには散財してやろうと思い新宿に行ってまいりました。

いろいろ見て回りましたが、特に何も買わずに撤収。

帰りにお菓子やジュースをスーパー西友で買って帰り、結局その日使ったのは1000円にも満たない金額でした。

私の場合は、これといって欲しい物が無かったのと、それに加えて倹約がこびりついてしまいお金を使うことが出来ませんでした。

結局お金をいくら持っていても、使う目的がはっきりしていなければ、使えないし、使ったとしても微々たるものになりそうですね。

小説の冒頭に喜劇王チャールズ・チャップリンの「ライムライト」のセリフから始まります。

「人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ。」

本当は生活するのに不自由しないだけのお金さえあれば人間は幸せなのかもしれません。

但しこのセリフのチャップリン自身は大金持ちではありますが。。。

 

ではこの辺で、アディオス!