r>gの不等式を理解せよ

r>gとは

結局この世はお金持ちがますますお金持ちになり、貧乏人はずっと貧乏のまま

 

貧富の差はますます拡大していく

 

お金持ちの家に生まれたら、その子供もお金持ちなる

そう思いの方、全くその通りの世の中なのであります。

身も蓋もないことを言いますが、現在の資本主義の特徴は

資本の効率的な配分であり、公平な配分を目的としておりません。

r>g(アール大なりジー)の不等式とは

フランスの経済学者トマ・ピケティの著書「21世紀の資本」で唱えたもの。

「r」は資本収益率を示し、「g」は経済成長率を示す。

不等式の意味は

資産によって得られる富は、労働によって得られる富より早く成長する

ということです。

これをピケティは200年前まで遡り、15年かけて研究したそうです。

すごい熱意というか中々変態的ですね。。。

更に簡単にいうと働いて稼ぐより株や不動産などの資産運用の成長の方が早いということですね。

私の個人的な話、今年昇給して月15000円アップしたのですが、これは年間18万のアップになります。

しかし、保有している株式は今年に入り既に約50万の含み益になっています。

こう置き換えてみると納得ですね。

r>gを理解して富を築くには

持たざる者の対処法は

まずはたくさん稼いで、せっせと資産を買う

これしかありません。

「金持ち父さん、貧乏父さん」の著者ロバート・キヨサキが言っております。

お金持ちは資産を買い、貧乏人は負債を買う

資産を買うとは価値の上がるもの、又は価値の下がらないものを買うことであります。

負債とは買って損するもの。具体的には価値の下がりやすい新築の家や新車を買うことですね。

まとめ

現代の資本主義の世の中はこの先当分続くことは間違いありません。

富の不均衡は益々拡大しています。資産が無い方は残念ながら貧しくなる一方です。

そうであればその流れに自分を合わせ、労働でたくさん稼ぎ、

貯蓄したお金で資産を買うべきです。

r>gを理解した行動をとりましょう。

 

ありがとうございました。