あと8年!?【2030年問題】

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

2021年も早い物であと1ヶ月半になりました。

大人になると1年があっという間に過ぎていき、歳をとるスピードも早くなる気がします。

社会の変革スピードも上がっていますのです、老いていく一方の脳みそがついていけるかどうか。。。

日本も社会構造の変化するスピードが速くなり、2030年にはあらゆる問題が噴出するといわれております。

いわゆる「2030年問題」と呼ばれております。

あと8年ちょいでございます。

~年問題というのは良く聞く問題提起の方法でありますが、日本の年齢人口に直結する2030年問題はなかなかどうして危機的状況であります。

2030年には私は54歳ですが、どのような社会になっているのでしょうか。

西暦2030年の日本

2030年問題の前に2025年問題があるとされています。

これは団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となるタイミングであります。

ちょうど私の両親も後期高齢者に突入致します。

65歳以上の人口も2025年に3,677万人に達するとされています。

その5年後の2030年には65歳以上の高齢者の割合は31.2%と予測されており、様々な問題が取りざたされています。

それが「2030年問題」であります。

人口減少、少子化、高齢化社会が目に見えて日本社会に混乱をもたらし始めることになります。

ではどのような問題を引き起こすのでしょうか。

大きく2つの問題があります。

労働力不足

当然少子化ですので、現役世代の労働人口が少なくなります。

現役世代の労働人口の減少は、各業界で深刻な人手不足を引き起こします。

引き起こすというか、既に日本の産業全体で人手不足ではありますね。

技能実習生という名の労働移民に頼っているのが実態ですが、果たしていつまでも頼り切れるか。

今から日本人を増やすといっても急には無理なので、この人手不足をイノベーションのチャンスと捉えて、AI・ロボット化を推し進めるしかないのでしょう。

また、労働人口の減少は税収の減少ももたらし、GDPも経済力も落ち、国の活力が失われていくことになります。

税収減や労働力の減少は、予算不足で補修されない道路や橋、整備されない公園、公共施設や回収されないゴミ、警察官の不足による治安の悪化、自衛隊員の不足による防衛力の弱体化などを招くことになります。

たった8年後なのにこう書くと荒廃していく日本の風景が思い浮かびますね。

介護医療費の増大

高齢人口が増えると当然介護や医療費の負担が増大します。

現役世代が少ない中、社会保障費の負担が増大するということは、そのまま現役世代の肩にのしかかります。

税収もすくないので国庫を圧迫することになるでしょう。

医療、介護の現場では慢性的な人手不足の為、円滑な運営ができず崩壊するところも出てくるでしょう。

認知症患者の増大や、1人世帯の高齢者も激増します。

年金制度も怪しいものですね。

実はこの高齢化問題、いずれは解決します。

それは我々団塊ジュニア世代(1971年4月~1975年4月生まれまでが団塊ジュニアなので、私は本当はギリギリ世代ではないのですが)が死に絶えたあとに高齢者が激減するためであります。

少子化なので高齢者になる人の絶対数も少ないというわけです。

恐らく2070~2080辺りから、高齢者の数は急減するのでしょう。

しかし、2030年から2080年くらいまで続くわけですから、ここでも解決にはやはりAI・ロボット化がカギとなりそうですね。

2030年問題の関連銘柄

この超高齢化社会は少なくとも50年くらい続くのでしょう。

有力な投資先は介護、医療、AI、ロボットといったところでしょうか。

個別銘柄はあまり買わないので、真剣に調べてはいませんが、ARK社のETFのような分野ごとのETFが日本にもあれば買いたいですね。

いずれにしても近未来の日本のキーワードは省人化、無人化だと思います。

あらゆる分野で活躍が可能ですので、人間にとってかわり働いてくれるはずです。

人間の仕事が奪われるという批判がありますが、そもそも働く現役世代が少ないのでしょうがありませんね。

まとめ

日本の未来はジジババだらけの暗い世の中を想像してしまいますが、なにも日本だけの問題ではございません。

欧州、中国、韓国、東南アジアなど同じように超高齢化社会を迎えます。

となると、未来の投資先が上記以外ということが自ずと導きだされますね。

アメリカは外せないとして、インド、中南米、アフリカといったところなのでしょう。

年金がアテに出来ない世代としては、長い老後に備えてしっかり投資をしていくことが、超高齢化社会を生き抜いていくうえで必要であります。

しかし、都市部に住んでいると若年層が多いため、高齢化社会を実感できないですね。

実感したい場合は地方に行くと良いでしょう。

地方は既に超高齢化社会が始まっております。。。

 

ではこの辺で、アディオス!