スーツはオワコンか!?

4月に入り真新しいスーツを着た新社会人達を

見る機会が多くなりました。

スーツスタイル。私も大好きであります。

上質なスーツを着ると理屈抜きで格好良いですし、

身が引き締まるというか、なんだか格がワンランク上がったような気がしますね。

靴やベルトの色、スーツに合うシャツの色、柄等少々凝った時もありました。

ファッションディレクターの干場義雅とか結構参考にしてました笑

スーツスタイルって今後どうなの?

 

スーツはダサい?

クールビズが始まり、ネクタイ業界が衰退し、

スタートアップ企業等ではオフィスカジュアルが当たり前になり、

更にはあのお堅い銀行の一部までもが、スーツ以外の着用も認められるようになりました。

そして、コロナショックによるテレワークの普及の為、

スーツを着る機会がめっきり減ってしまいましたね。

まさに紳士服業界終わりの始まりなのでしょうか。

主要紳士服4社の株価は2018年頃をピークに大幅下落

【8219】青山商事
【8214】AOKIホールディングス

 

 

 

【7416】はるやまホールディングス
【7494】コナカ

 

 

 

コロナショック前より下落傾向です。

株価が全てを物語っていますね。

スーツのメリット

社会的信用力がアップする(ちゃんとした会社に勤めてる感が出る)

 

パーティ、合コンでスーツ男子はモテた(2019年以前のお話)

 

もはや制服のようなものなので、スーツ数着でワークウェアとして回せた

 

とりあえず着ておけばどこでも入れる

ほんのひと昔前まではスーツを着ていれば、まともな会社に勤めた、

しっかりした人というイメージがありました。

当然、女性にもスーツ男子は受けが良かったですな。

また、私服ですといろいろコーディネートがありますが、

スーツは上下セットですので、後はワイシャツの色をどうするか、

決めるくらいですね。

スーツのデメリット

夏暑い

 

維持コストがかかる(クリーニング代など)

 

結構不潔

 

ネクタイ苦しい

 

着心地が良くない

 

安いスーツやサイズ感の合ってないスーツだと、逆にダサい

何と言っても夏暑いです。

最近では家庭で洗えるスーツもありますが、

基本クリーニングになるので、そうそう洗えず、

よく考えると結構不潔ですね。

毎回クリーニングでは出費が大きいですね。

世界のビジネススーツの基本色はネイビー系(紺)かグレー系と決まっており、

黒は冠婚葬祭用なのですが、なぜか日本では黒を着る方が多いです。

かくいう私も何も知らない時はブラックスーツを着てましたが笑

冬になるとほぼ全員ブラックスーツという現象、結構発生します笑

旧時代のシンボル

スティーヴ・ジョブス、マーク・ザッカ―バーグ、イーロン・マスク、堀江貴文など、

時代の最先端を行く企業の経営者たちはスーツを着用せず、ラフな格好の方が多いです。

現在のIT系を中心とした、スタートアップ企業の社員たちは自由な服装をしています。

今は逆にスーツより私服のジャケンパンスタイルが格好よく見えますね。

残念ながらスーツは昔ながらの昭和的な企業の象徴に見えてきます。

ちょっと言い過ぎですかね。

私はここ数年、カッチリとスーツを着こなした方には警戒するようにしています笑

投資をする上で相談してはいけない人の外見的特徴【完全に独断です】

参入障壁の低下

地盤沈下が続く紳士服業界にさらに追い打ちをかけるのが、

ユニクロ、GU、ワークマンなどが、低価格帯のスーツに

参入し始めたことです。

スーツにストレッチ性などの機能性やコスパ、

家庭でも洗濯できる利便性等が

求められた結果、スーツ専門店で買うメリットが

無くなりつつあるのではないでしょうか。

勿論、既存の紳士服企業もこういったスーツを発売しておりますが、

この辺の技術がお家芸の新規参入組に分がある様に見えますね。

まとめ

私の場合は、オーダーメイドの良いスーツを3着と昔スーツカンパニーで

購入した黒のスーツを冠婚葬祭用に残し、その他の催事で購入した、

2着で3万円の吊るしのスーツはすべて捨てました。

今はユニクロの感動パンツとオーダーシャツ。

普段Mサイズをチョイスしてますが、

ふつうのMサイズだと、腹回りが余るのですが、

オーダーシャツはその辺の悩みを解決してくれますので、

最近のお気に入りです。

ジャケットは、AOKIグループのオリヒカのジャージー素材の

洗えるものを使ってます。

皺にならなくて実にいいんです。

どれも洗濯でき、ノンアイロン、そしてコスパが良いので、

あまり気を遣わず過ごせます。

更に夏はユニクロのポロシャツ。めちゃくちゃ快適です。

快適過ぎてもはやスーツには戻れません。

この先スーツは晴れの日の着物に特化していくかもしれませんね。

ちょうど昔の軍隊の軍服が戦闘服(迷彩服)と通常勤務服(背広型)に分かれたような

感じですね。

ちょっとマニアックな表現でした。

私も個人的なライフイベント(七五三や卒入式など)にはお気に入りの

いいスーツを着て出動する予定です笑

いちスーツ好きの勝手な考察ではありますが、

残念ながら、スーツは長きに渡るワークウェアとしての

使命を終えつつあるのではないでしょうか。

 

ではこの辺で、アディオス!