¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
今年も残り10日を切り、株式相場も取引額が減り始め閑散相場となりつつあります。
しかしながら、オミクロン株やマンチン上院議員のお蔭で、大納会まで気を抜けない相場となっております。
大納会では年末年始休みのリスク回避の為に、手仕舞い売りをする投資家も多く株価が下がることがあります。
もちろん税金対策の損出しが一巡して買いが戻り「掉尾の一振」という格言で呼ばれる株価上昇もあります一概にはいえませんが。
ただ、年末年始のアノマリー的には年末に下げ、大発会でご祝儀相場とよばれる上昇がみられるようです。
こうした傾向を踏まえて、年跨ぎ戦略を取る投資家もいるようです。
つまり、大納会で買って、大発会で売る戦略であります。
詳しく見てみましょう。
大納会買い、大発会売り
戦略としては大納会の引けに成行買い、大発会に成行売り。これだけであります。
詳しくもなにも無いですね。
銘柄はそれぞれチェックしている銘柄か、指数連動型のETFといったところでしょうか。
この戦略の特性は勝つ年は大勝ち、負ける年は大負けとなる傾向が強いようです。
必ず勝てるとは限りませんが、一年のうち投資家の気分が明るくなる大発会は上がりやすいようです。
全力でこの戦略をすると大負けした場合、相場を退場することになりかねないので、一部資金で試しにやってみるのが良いですね。
直近の日経平均年末年始
個別株でこの戦略の成績を追うのは無理なので、直近の日経平均で見てみましょう。
2014年大納会 | 17450.77 | 2015年大発会 | 17408.71 |
2015年大納会 | 19033.71 | 2016年大発会 | 18450.98 |
2016年大納会 | 19114.37 | 2017年大発会 | 19594.16 |
2017年大納会 | 22764.94 | 2018年大発会 | 23506.33 |
2018年大納会 | 20014.77 | 2019年大発会 | 19561.96 |
2019年大納会 | 23656.62 | 2020年大発会 | 23204.86 |
2020年大納会 | 27444.17 | 2021年大発会 | 27258.38 |
日経平均で比べてみると、この戦略ちょっと微妙に思えてしまいます。
当て嵌まるのは2017年ー2018年くらいでしょうか。
いくつか年またぎ戦略の記事を見た処、この戦略は有効であると書かれていることが多かったのですが。。。
個別銘柄で見たらまた違うのかもしれませんね。
おわりに
今年は年末ラリーやクリスマス相場が様々な要因で雲散霧消してしまいました。
年またぎ戦略のアノマリー通りいくかはかなり不透明感はありますね。
オミクロン株のピークが1月にもし来るようなことがあれば、1年で最も上昇しやすいといわれる1月も無傷ではないでしょう。
果たして今年の年またぎはどうなるのでしょうか。
今年は要チェック銘柄を監視するだけで、様子見ですかね。。。
ではこの辺で、アディオス!