都心回帰!?コロナで地方移住とはなんだったのか

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

コロナ禍において都心で不動産を所有しているものからすると、少々気になったのは、テレワーク普及による、都心から地方への移住加速の話題であります。

伝染病流行下において、人口密集地帯ほど感染しやすい場所はありませんので、心配性の人や、テレワーク出来る環境の人にとって、地方への移住が一つの選択肢となりました。

メディアも盛んに新しい生活スタイルとしてもて囃していたように思います。

特に東京圏では国道16号エリアが新経済圏などと言われ注目されておりました。

米国などを始め、地方移住が進み今後この流れが加速するかのような勢いでしたね。

しかし、米国では既にオフィス回帰が始まり、日本でもテレワークと週1回や2回の出社を取り入れている会社もある様です。

働く場所を選ばない新しい働き方としてのテレワークは定着しつつあります。

高度人材の奪い合いが始まっておりますので、出社を強制するのは確かに得策ではありませんね。

NTTでは勤務地が原則自宅となる新制度を導入するとか。

ただその他大勢の人にとってテレワークが最適解かというと甚だ疑問であります。

つい最近、出社は週1回だけという友人と会いましたが、やはり仕事とプライベートの境がなく、メリハリがないことがデメリットと言っておりました。

本来であれば就業時間でない時間帯にもメールが来るし、見てしまうと気になってついつい対応してしまいますよね。

私なんぞは会社を出た時の解放感が堪らなく好きですが笑

それと外に出ないので引きこもりになるとも言っていました。

人間は社会性の動物ですので、人との関わりが希薄なのは精神衛生上良くないですね。

テレワークはもちろん、デメリットばかりではないですが、理想を言えば、週3回出社、週2回テレワークとかだといいですかね。

満員電車はやはり苦痛であります。

話を戻しますが、コロナ以前とコロナ後では明らかに時代が変わりました。

ただ、大都市から郊外への移住が進んだかと言えば、そうはならなかったと言い切れる気がします。

東京では長らく人口の転出が転入を上回っていたようですが、最近転入超過に転じたようです。

実際私の周りでも、コロナが怖いから都内から郊外へ引越した人の話は聞いたことがありません。

結局なんだかんだ言っても、都心の便利さはコロナ感染リスクを差し引いても、郊外より上回るということであります。

郊外の良さは家が広い、自然が多いなどのメリットはありつつも、都会のメリットは特に子育て世代にとっては、通える範囲の良質な学校は都内に多いので、あまりにも郊外に行くのは得策ではないですね。

また、独身の婚活世代にとっても、都会の方が郊外より圧倒的に出会いの有る場所や、出会いの場であるイベントが多いでしょう。

下衆な話になりますが、都内で女性と仲良くなっても、自宅が郊外となるとお持ち帰りするのも大変であります笑

一時期郊外に住んでいましたので、その辺の事情はよく分かります笑

しかも、終電が若干早いので、よく乗り遅れました。。。

地方移住が良い悪いの話では無く、何が言いたかったというと結局のところ、コロナが日本人の住居選択にとって微々たる影響しか与えなかったということであります。

例えば私自身が出社せずに完全テレワークの仕事で居住地が自由だったとしても、やはり便利な都会が良いですね。

現在コロナの沈静化とともに、繁華街の賑わいも戻りつつあり、2年前の全国民がステイホームをした緊急事態宣言下がまるで嘘の様であります。

コロナの感染者数で一喜一憂する時代もとっくに終わり、日常を取り戻すまであともう少しというところであります。

海外旅行が気軽に行けるようになったら、コロナも過去の話になるでしょう。

ただ、日本人のマスク文化は当分無くなりそうもないですね。。。

 

ではこの辺で、アディオス!