ルーブル暴落など

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

目まぐるしく展開が変わるウクライナ戦争でありますが、現在分かっているだけでも以下の状況であります。

ロシア一部銀行のSWIFT排除

 

ロシアルーブル暴落

 

ロシア中銀、金利20%引き上げ

 

ドイツ、スウェーデンがウクライナへ武器支援

 

ウクライナ、義勇兵募集

 

ロシア、ウクライナ停戦交渉

何といっても、対ロシア経済制裁であります。

SWIFTという国際間決済システムからの排除がロシア経済に大ダメージを与えそうであります。

恥ずかしながら、ウクライナ戦争が起こるまでSWIFTという存在を知りませんでした。

現在SWIFTから排除されている国はイラン、北朝鮮など核開発を行った国に対して制裁として行われています。

イランや、北朝鮮は世界経済に占める割合は非常に低いのでインパクトはあまりありませんが、ロシアはGDP世界11位であります。

これだけの経済規模の国に対して、SWIFT排除が行われるのは始めてということで、どんな影響があるか正直やってみないと分からないようです。

因みにGDP世界第10位は韓国なのですが、ロシアの方が国土、人口において勝っているのに韓国より下位とはなんとも情けない話であります。

石油、天然ガスと軍事以外に大した産業がないのでしょうがないですが。

話は逸れましたが、SWIFT制裁により、ルーブルは大暴落し、街には外貨を求めるロシア市民が行列をなしているようです。

ルーブルは紙切れ同然になってしまったようです。

もはやウクライナがロシア軍に押し込まれるのが早いか、ロシア経済崩壊が早いかの競争になっていますね。

金融の素人なので、ロシア経済がどうなっていくのかわかりませんが、いくらプーチンが西側の制裁を想定して準備をしてきたとはいえ、どこまで耐えられるのでしょうか。

国家が破産するところまで行くかもしれません。

追い詰められたプーチンは核使用に踏み切ることも考えられ、ここ数週間は固唾を呑んで事態を見守るしかないですね。

今回のウクライナ戦争は世界史的な出来事で、エポックメーキングな戦争になるでしょう。

この戦争を境にドイツを始めとした西欧諸国は軍備増強に舵を切り、日本も安全保障の議論が益々盛んになり、中国は台湾侵攻に二の足を踏むことになりそうです。

しかし、本当に落としどころのわからない戦争であります。

展開は早いのですが、どういう結末になるか。

いずれにしてもウクライナの勝利を期待しております。

 

ではこの辺で、до побачення!(ドポバーチェニャ ウクライナ語で「さようなら」)