¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
連日新しいニュースが出てくるウクライナ戦争ですが、現在首都キーウを巡る攻防戦はウクライナ軍の粘りにより、膠着状態に陥っております。
そんな中、NATO加盟国であるポーランド、チェコ、スロバキア3ヵ国の首相が果敢にも首都キーウ入りしたり、ロシア国営テレビではニュース中に局の女性が勇気を持って戦争反対のプラカードを掲げて乱入する事件がありました。
そして、軍事力で勝っているはずのロシアは補給や兵員の質に問題を抱えており、西側から無限に支援の得られるウクライナとは対比を成しております。
ベラルーシに参戦を求めたり、カザフスタンには派兵を断られたり、シリア人傭兵を雇おうとしたり、極めつけは中国に支援を求めております。
既にロシア一国では継戦能力を失いつつあり、敗色濃厚に見えますね。
ロシアとしては何としても中国からの支援を取り付けたいところでしょう。
しかし、今までのらりくらりと立場を鮮明にしてこなかった中国がロシアを支援するとなると、これはまた大きな問題になります。
ローマで米中の外相が7時間も会談を行い、米国がロシア支援を行わないように中国を説得したと推測されています。
仮に中国がロシアを支援すると、ロシア陣営に参加したということになり、米国としても中国をセカンダリーサンクション(2次的制裁)の対象とするほか無くなります。
もしロシア並の制裁を中国に対して実施するとなると、ロシア制裁の比ではない経済的大混乱に陥るでしょう。
世界第2位の経済大国への制裁は人類史上経験の無いことであります。
ロシア以上に外資が入り込んでおり、各国の中国投資も巨額になります。
経済的損失だけではなく、中国の反発は武力によるものも考えられ、第三次世界大戦へエスカレーションする可能性もあります。
第三次世界の危険性についてはこちらもどうぞ。
何気に第三次世界の危機? 2034年米中衝突!?「戦争なんて起こるはずない」と考えられてきた時代から、何が起こるか分からない時代に突入しております。
米中の衝突は、米露、中台、日中、日露、欧露の対立に発展し、どさくさに紛れて南北朝鮮も暴発するかもしれません。
戦局が悪くなってきた陣営が挽回の為限定的な核使用に踏み切り、それが全面核戦争へと突き進む最悪の事態も想定できます。
ただ、現時点では中国はロシアに同情的とはいえ、敗色濃厚な負け組になりつつあるロシアに加担してもなんのメリットもないので、第三次世界へ至るシナリオの可能性は低いと思いたいですね。
最近本当に不確実性の時代に入ったなと思います。
日本でも本格的に国防や核武装の論議をしなければ間に合わなくなります。
ウクライナがあれだけ善戦しているのは、2014年のクリミア・ドンバス紛争以降、軍備を整備してきたからであります。
日本では未だに空想的平和主義を掲げる国会議員がいます。
国防について論じることが出来ない政治家達には早々と政治の舞台から退場して頂きたいですね。
政治家たるもの軍事をよく理解し、憲法9条では無く国民の生命財産を守るべく政治活動を行って頂きたいものです。
戦備を怠ったうえ、私の子供達が成人する2040年頃に戦争に巻き込まれでもして、彼らが戦場に赴くことにでもなったらと思うとやりきれません。
もし代われるのであれば私が戦場に行くつもりであります。
その時は60代後半ですが、老眼でもジャベリン(米国製対戦車ミサイル)の説明書を読みながら操作します(笑)
ではこの辺で、アディオス!