¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
今日は違う記事を書く予定でしたが、SPYDホルダーの間で悲鳴が上がっている配当金の減配について避けては通れませんでした。
因みにSPYDというのは「PDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF」、米国の高配当株式に投資を行える人気の米国ETFであり、S&P500高配当指数に連動するように目標を設定されたETFであります。
私はこれをNISA口座に140株、一般口座に7株保有しております。
私のポートフォリオの中では主力ともいえる高配当銘柄でした。
そのSPYDが12月の分配金79%の大減配を発表したことにより、大騒ぎになっております。
今までSPYDを主軸にコツコツ買い増ししてきておりましたが、果たしてSPYDはオワコンになってしまったのでしょうか。
SPYD減配理由
その配当の高さで人気のSPYDですが、2021年の配当は以下の通りです。
3月0.63616
6月0.39891
9月0.38658
12月0.127557
3月は頑張ってくれましたが、12月に大減配であります。
この減配により、SPYDから離れる投資家さんも出てくるでしょう。
直近の株価は下落するかもしれませんね。
減配の理由はよく分かりませんが、1月と7月にリバランスを行う際に逆張り投資で株価が下落して配当利回りが高い銘柄を組み込む為、新たに組み入れた低調なパフォーマンスの銘柄による影響ではないかという見方もあります。
成熟した高配当な割安不人気銘柄に多く投資していることが裏目に出た形でしょうか。
しかし、2020年の年間配当は1.632091なのにたいして、2021年は1.54921と前年比でみると-5%ほどでそれほど大減配という感じではないですね。
12月が酷すぎたので悪目立ちしてしまいました。
ただこの減配ショックに対して今後どうするか戦略を立て直さないといけないかもしれません。
今後の戦略
今までは愚直にSPYDを買い増しする戦略を立てていましたが、これからどうするべきなのでしょうか。
これからの投資戦略は3つ考えられます。
下落を狙って押し目買い
買い増しせず、保有分はホールド
売却して、他のETFへ振替
減配によりある一定の売りが出ることが予想されることから、押し目買いのチャンスとも言えます。
しかし、SPYDはインカムゲインは望めても、あまり株価の上昇は望めないのでキャピタルゲインは得られにくい銘柄であります。
見切りをつけて他に浮気するというのも一つの手であります。
ポストSPYD
そこでSPYDの代わりとなりそうなETFは2つあります。
VIG(バンガード米国増配株式ETF)
バンガード社のETFであり、過去10年間連続増配の米国の普通株(REITを除く)への投資に注力す るETFであります。
直近の配当は0.7725、配当利回り1.53%、年間配当2.55でありますが、利回りは少々低めですね。
株価は160USD台と高めですが、インカムとキャピタルゲインの両方を狙えるということで、人気があります。
QYLD(グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF)
最近ジワジワと人気を集めているのが、グローバルX社の超高配当ETFであるQYLDであります。
株価は20USD台と手頃であり、直近の配当は0.2246、驚きは配当利回り、なんと12.15%であります。
ナスダック100というだけあって、今を時めく米国企業銘柄を多く組み入れております。
残念な点は経費率が0.6%と高めなことでしょうか。
利回りが高いので、充分お釣りはきますが。
来年の利上げ時にどういうパフォーマンスになるか、気になるところですが、今注目のFTFであります。
おわりに
12月のSPYDの分配金を楽しみにしていたのですが、私の保有数ではせいぜい18USDくらいですね。
素直にがっかりであります。
今年の残りのNISA枠と来年をどうするか、考えないといけませんが、かといって全くSPYDに見切りをつけたわけではありません。
もちろん売却もせずホールドします。
とりあえず来年3月の分配金まで様子見でしょうか。
急激に下落するようなことがあれば買い増しをしますが、あまり良い機会が無ければ積極的に買う感じではないですね。
この分配金の発表まではSPYDを主軸に買い増しを考えていましたが、多少修正を考えています。
今年最後の買い物はQYLDに触手を伸ばしてみようかなと思ってます。
ではこの辺で、アディオス!