¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
岸田新総裁が誕生し、早くも10月4日には岸田総理となります。
岸田新総裁の経済政策は経済には成長と分配が求められ、成長なくして分配なしと申しております。
成長と分配の好循環を実現し、出来るだけ国民の所得・給与を引き上げる政策を行いたいと考えているようです。
単純に富裕層から搾取しそれを低所得層に分配するという政策ではないと思いますが、具体的な政策が出てくるまではまだまだ分かりません。
金融所得税率や法人税率、相続税、累進課税の引き上げなど考えているかもしれません。
私は低所得層ですので増税される側ではなく、可処分所得が増える側になるのでミクロの視点では単純に嬉しいですが、マクロ的に国全体として見ると全然良策ではありません。
現在の中国習近平指導部が提唱している「共同富裕」は富める者から、貧しい者へ富を再分配するように見えます。
強権的な政策が実行できる国ですので、ある程度効果はあると思いますが、長期的に成功するのでしょうか。
一見弱者によりそう良い政策に見えますが、低所得層優遇政策がなぜ良くないのか、浅い知識見識で浅堀してい見ました。
「金持ちを貧乏人したところで、貧乏人が金持ちになるわけではない」
英国の元首相マーガレット・サッチャー氏の言葉であります。
低所得者優遇の政策がなぜいけいけないのか、この言葉で結論が出てしまいましたね。
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」でないと、ただ与えるだけでは貧乏人はいつまで経っても豊かになれません。
逆に富裕層から収奪すると、国外脱出し国の富が流出することになります。
海外の富裕層や企業もそんな国には来たくないですね。
逆に富裕層を税制などで優遇すると、彼らは活発な投資や消費を行うことで経済を回し、やがてその恩恵が仕事の増加などで低所得層にも波及することになります。
また、シンガポールの様に世界各国の富裕層や企業が集まりますので、益々国が富むことになります。
富の分配方法
再分配の方法にはどのようなものがあるのでしょう。
1.富裕層から多く課税し、行政サービスなどを通じて低所得層へ提供。
2.富裕層へ多く公的年金や社会保障を負担してもらい、低所得層へ手厚くする。
3.労働者の給与や福利厚生を改善し、富を直接回す方法。
4.社会福利関連への優遇税制措置
といった具合で国が間に入り、結局のところは富裕層から低所得層へ富を移動させる方法が主流になります。
富の平等を目指した共産主義の失敗
富の再分配をしなければ格差はどんどん広がります。
しかし、富の再分配が行き過ぎると、「頑張って働くと損をする」という風潮が出てきます。
既に人類はこの失敗を経験済みですね。
20世紀は万人の平等を理想とする共産主義国家が次々と誕生しました。
全ての人が富も平等に共同保有するという理念は、一見理想的な社会なのですが、人間というのは人に差を付けたい生き物であり、前述の「頑張って働くと損をする」という考えも台頭し、共産党幹部たちは贅沢な生活をする一方で、多くの人民は平等に貧困状態に置かれ、結局は経済が停滞してソ連、東欧の共産主義国は崩壊してしまいました。
中国やベトナムは共産主義国ながら、政治と経済を切り分け、資本主義経済を導入したことにより、共産党政権が生きながらえております。
人間は平等を唱えながらも、見栄っ張りで人より秀でていたい、羨望を受けたいと思ってしまうものであります。
共産主義はすべての人類が高尚なレベルに達すれば、あるいは成功するかもしれません。
おわりに
気になる岸田新総裁の富の再分配ですが、どういう方法で行われるか注目であります。
下手な政策と打つと富裕層が海外へ脱出しかねませんので、富裕層も優遇しつつ、我々低所得層へ富の分配をして頂きたいものです。
とはいえそんな芸当は難しいですね。
成長の果実を分配すると同氏は言っておりますので、まずは経済成長政策を行い、成果が出た処で富の分配の実施といったところでしょうか。
そう考えると成長の果実を受け取れるのはまだまだ先の様ですね。
ではこの辺で、アディオス!