¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
コロナ禍で2020年の日本の出生数が過去最低を記録しています。
日本はどんどん人口が減り、この先どうなっていくか不安であります。
おとなり世界一の人口を誇る中国も増加率が鈍化しており、近々インドに抜かれるといわれています。
しかも、高齢者の数も半端ではありません。現在でも2億人近くが既に高齢者です。
社会保障とかどうするのでしょうか。軍備にお金かけてる場合じゃありませんね。
人口が減少する国がある一方、もちろん人口が増加する国もあります。
人口が増え続ける限り、世界経済は発展し、株価も上昇するといわれています。
移民大国アメリカは人口が増え続けるので、同国に投資をすれば間違いないといわれます。
ではそのほかの人口増加国で投資の対象になる国はどこがあるのでしょうか。
世界人口ランキング
人口増えると国力を増大するともてはやされた時代がありました。
日本でも「産めよ増やせよ」の国策で人口増を推し進めたことがあります。
中国でも毛沢東が「人が多ければ力は大きくなる」といったため、無軌道に人口が増えました。
一時期人口の多い国は貧しい人が多いため、それが足枷になり経済発展が遅れるとされてきましたが、近年は再び人口増加は労働力増=大国・経済成長国と見られるようになりました。
では現在の人口大国にはどのような国があるのでしょうか。
2020年の1位から10位はこちらになります。
2020年人口ランキング
1位: 中国/ 14億3930万人
2位: インド/ 13億8000万人
3位: 米国/3億3100万人
4位: インドネシア/ 2億7351万人
5位: パキスタン/ 2億2092万人
6位: ブラジル/ 2億1260万人
7位: ナイジェリア/ 2億612万人
8位: バングラデシュ/ 1億6471万人
9位: ロシア/ 1億4590万人
10位: メキシコ/ 1億2891万人
因みに日本は11位になります。
2050年に世界人口は98億人と予想され、人口ランキングはこう変わると予想されています。
2050年人口ランキング
1位: インド/ 16億6000万人
2位: 中国/ 13億6000万人
3位: ナイジェリア/ 4億1064万人
4位: 米国/ 3億8959万人
5位: インドネシア/ 3億2155万人
6位: パキスタン/ 3億694万人
7位: ブラジル/ 2億3269万人
8位: バングラデシュ/ 2億193万人
9位: コンゴ民主共和国/ 1億9740万人
10位: エチオピア/ 1億9100万人
アフリカ勢が2カ国も増えていますね。
あくまでも予想なので他の推計では10位にフィリピンが入っていたりします。
因みに日本は16位の予想です。
上位10カ国の他、1億越えの国がイラン、ベトナムをはじめ8か国もあります。
人口ボーナス、人口オーナス
人口が多ければ良いというものではありません。
日本は世界的に見て人口の多い国ですが、若者が少なく老人の多い活力のない国です。
経済成長と年齢人口の関係を人口ボーナスと人口オーナスという言葉で表すこともあります。
人口ボーナス
15~64歳の労働人口が子供や老人より多い状態を指します。
日本の高度経済成長期がそうですね。
この時期は税収の拡大によるインフラ整備や、中産階級の増加により消費が活発になり国全体の経済が大きく成長します。
人口オーナス
人口ボーナスの反対で、労働人口が子供や老人より少ない状態です。
人口オーナスに入ると、経済が成長せず、社会保障制度の維持が難しくなります。
また、人手不足の為、労働環境が悪化します。
日本をはじめ、中国、ドイツ、イタリア、韓国といった国々も人口オーナスに突入しています。
人口ボーナス期と迎える国々
では投資対象となりうる人口ボーナス期を迎える国はどこがあるのでしょうか。
第一に米国です。
人口ボーナス期とは言わないまでも、他の先進国よりボーナス期が長く、高齢化の進展が遅いことが見込まれます。
まだまだ米国株は投資の主軸ですね。
第二はアジア圏になります。
アジアといっても既に人口オーナスを迎えた国々ではなく、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、パキスタン、バングラデシュといった国々です。
ベトナム投資は最近モーニングサテライトでも取り上げられていました。
インドへの投資は私も少額ですがETFを保有しています。
日本からも近く日本人にも馴染みがありますので、投資しやすいですね。
第三はイスラム圏
アジアのイスラム諸国と中東ではトルコ、エジプト、イラン、サウジアラビアなどが該当します。
既に2030年には4人に1人がイスラム教徒になるといわれるくらい人口増加が見込まれています。
最後は第四のアフリカ諸国
長期的にはサハラ以南のいわゆるブラックアフリカ諸国が本格的な人口ボーナスを迎えるとされています。
まとめ
人口から投資対象を考えてみましたが、いろいろ選択肢が出てきますね。
人口ランキングを見ると海外投資のヒントが見えてくるのではないでしょうか。
私の場合は資金の半分以上は米国へ投資するスタンスは変えないものの、人口ボーナス期に入った国のETFの物色を考えています。
人口ボーナスから長期投資を考えた場合はアフリカ諸国が超有望ということになります。
しかし、アフリカ投資は全く知識がないので、実際身銭を切るとなると二の足を踏んでしまいますね。
アフリカ諸国投資に関してはまた改めて調べてみることにします。
それにしても私の大好きな中南米が全く話題にもならないですね。
一応メキシコ、ブラジルは今が人口ボーナス期なんですがね。。。
ではこの辺で、アディオス!