どうなる子育ての罰【異次元の少子化対策】

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

岸田首相が打ち出した「異次元の少子化対策」。

子育て真っ最中の身としては、気になりますね。

巷ではせいぜいが児童手当の増額や、学童保育などの拡充で、それほどのサプライズは予想されていません。

少子化対策の柱としては、やはり上記の「児童手当など経済的支援の強化」、「学童保育や病児保育、産後ケアなどの支援拡充」、「働き方改革の推進」の3本柱になるといわれています。

児童手当は第2子に3万、第3子に6万という案も自民党内であるそうな。

財源の話は置いておいて、これが実現すればかなり家計は助かりますね。

現在私は2児の父ですが、あわよくば第3子も考えてしまいます。

何と言っても子育てはとにかく本当に大変であります。

特に0歳から小学校低学年くらいまでは、一瞬たりとも目が離せません。

これを世間では「子育ての罰」や「ママの罰」と呼ばれております。

私も初めて人の親になって、この罰の存在を知りました。

子育てあるあるのようなものですが、ほんとうに生活が一変するのであります。

「子育ての罰」とは

私が実感する子育ての罰はざっとこんな感じでしょうか。

仕事面

ガッツリ仕事が出来ない。

専業主婦の母親にワンオペを強いていた昭和時代のお父さん達なら、子育てそっちのけで、モーレツに仕事へ打ち込むことが可能でしょうが、令和のパパ達はそうはいきません。

共働きも多いため、当然育児は分担になります。

とはいえ、ママのほうが育児の比重がどうしても大きくなってしまいますので、それを少しでも軽減するためには、仕事を早く切り上げて家に帰らなければならぬのです。

保育園の送り迎えや、急な発熱により保育園からの呼び出しによる早退など、なかなか仕事に集中できない環境になってしまいます。

発熱すると翌日熱が下がって元気になったとしても、保育園に登園できないという過酷なルールがあり、当然、ママかパパのどちらかが仕事を休んで面倒を見ることになります。

結果、仕事に支障が出て昇進が遅れたり、時短勤務の為、バリバリ働いていた時より、給料が少なくなってしまいます。

私生活面

自分の時間が減る。

子供が寝ない限り、自分の時間は確保できません。

だから世の中の親御さんたちは子供を早く寝かそうと躍起になるのです(笑)

子供が起きている間中は、この野獣のような生き物の行動を常に注意し続け、食事を与え、お風呂に入れて、下の世話までしないといけないのです。

何をするにも、どこへ行くにも一人の時とは違い制限がかかってしまいます。

ゆっくり外食や、買い物、映画を見に行くこともほとんど無くなります。

コロナ禍ということもありますが、飲みに行く機会はめっきり減りました。

まず男友達と遊ぶことが少なくなりましたね。

飲みに出かけるということは、その裏では奥さんに子供の面倒を負担させることになります。

たまに奥さんが子供を連れて実家へ泊りの時などは、ここぞとばかりに友達と飲みに行きますが(笑)

経済面

なによりお金が掛かる。

我が家はまだ小さいので、保育園代とせいぜいオムツ代(それでも結構な負担ですが)くらいではありますが、大きくなるにつれて出費は嵩んでくるでしょう。

食費、学費、被服費、お小遣い等々。

習い事や部活など始まれば、それなりの出費は覚悟しなければなりません。

高校、大学進学となれば、まとまった金額が必要になります。

もはやこれからの我が人生は子供の為に働いてるようなものです。

とにかく現代社会では子供を持つということはそれ相応のコストが掛かるのであります。

子供を資産に

前述では子供を持つことは現代社会では負担増を意味するといいました。

ある意味負債のような扱われ方も一部ではされているような気もします。

お隣中国では子供の教育に莫大な費用が掛かることから、共産党が一人っ子政策から第3子容認に旗を振っても、人民は「笛吹けども踊らず」の状態であります。

少子化対策としては、まずは結婚自体が減っているので、当然結婚支援も必要ですが、子育て世代に第2子、第3子へ後押しする支援が必要なのであります。

独身やDINKS世帯の方には申し訳ございませんが、日本民族の未来の為にも国全体で子育て世代、多子世帯への手厚い支援を期待したいですね。

言葉は悪いですが「子供がいるだけで資産」になるという認識が広がれば、多少は出生率が上向くのではないでしょうか。

キッシーの政策次第で、子供は宝ですので、本気で第3子を目指そうかと考えてしまいます。

 

ではこの辺で、アディオス!