¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
日本対コスタリカの試合が終わりました。
私は見ていませんが、残念ながら0-1の敗戦となりました。
これで1次リーグ突破は非常に困難になってしまいましたね。
ドイツが勝ってスペインが負けることになれば、E組は1勝1敗ですべての国が並ぶ混戦模様になります。
そうなると、スペインは全力で日本に挑んできますので、万に一つも日本に勝ち目がないでしょう。
今回の対戦カードにより、俄かにコスタリカという国がクローズアップされましたが、試合が終わるとともにまた人々の記憶から消えていくでしょう。
コスタリカは中米の小国で、自然豊かな為、国の至るところに国定公園があります。
見ると幸せになるといわれるケツァールという鳥が多く生息していることでも有名であります。
日本の報道の仕方を見ると、国民の幸福度が高いことや、常備軍を廃止している平和国家という紹介をされております。
なにやら理想的な国家のような扱いであります。
私も20年くらい前に、コスタリカを旅したことがあります。
首都サンホセや各地の自然公園に行きましたが、土砂降りや天候不良などでほとんどまともな観光は出来ませんでした。。。
コスタリカという国は、隣国ニカラグアやパナマと違い、約1%の黒人系を除き中米では珍しく白人が大多数を占める国であります。
コスタリカ代表は黒人が多いですが、国民のほとんどが実は白人ですね。
なので、白人としての気位がどうしても高くなり、東洋人蔑視が強めであります。
私も歩いているだけなのに車に轢かれそうになり、去り際に「チーノ!(中国人)」と罵声を浴びせられました。
国民生活もそれほど豊かというわけではありませんので、国民の幸福度が高いというのは結局どうなんでしょう。
また、平和国家としても名高いですが、国境警備隊や民兵組織、治安部隊など実力組織は存在します。
大統領権限により徴兵制を実施することも可能であります。
そうでなければ、国内外の治安を守ることは出来ませんので、当然必要ですね。
コスタリカの場合は地政学的に隣国ニカラグアやパナマが、核開発をしたり、ミサイルを飛ばしたり、領空領海国境侵犯を絶えずしてくることは無いので、常備軍が必要ないということであります。
日本にそのまま、当てはめるのは相当無理がありますね。
日本のサヨク連中はコスタリカを崇めておりますが、地政学的にリスクの高い日本に対して、コスタリカの例を持ち出しても意味はありません。
というわけで、コスタリカに対しては個人的にあまりいい印象が無いのですが、今回の敗戦でさらに個人的にネガティブなイメージが増幅されました(笑)
今頃コスタリカはお祭り騒ぎでしょう。
残念でしょうがないですが、今回はコスタリカの粘り勝ちということで、素直に勝者を祝福しましょう。
ではこの辺で、アディオス!