FXや株の信用取引(簡単に言うと借金して取引すること)の場合、
追加証拠金、通称追証(おいしょう)が発生することがあります。
聞いた事があるけどよくわからない
なんとなくわかるけど、どうしたら発生するの?
こういう疑問を持たれる方も多いと思います。
私も未だによくわかっていません。
分からずに過去に追証でひどい目に遭いました笑
証券マンからよく「追証が発生しましてー」の一言で、
言われるがままに黙々と払っておりました。。。
何も知らないというのはほんとうに罪であります。
人生の失敗5選【日経先物編】ようやく勉強してみようと思いましたので、
楽天証券の図解をお借りして解説します。
追証とは
信用取引の際には簡単に言うと、
お金を証券会社から借りて株を買っていますので、
常にある程度、証券会社から保証となるような
お金を持っていないと貸してくれません。
そのお金を委託保証金と言い、最低保証金率なるものによって、
維持すべき割合が証券会社によって決められております。
株で損がでてその割合を割り込むと追証が発生します。
「お金随分減ってきて心配だから、追加で入れといてね」
といった感じでしょうか。
追証が発生する時
楽天証券では委託保証金の維持率は20%とされております。
図解を例にして、私が50万で3倍のレバレッジを掛け150万で信用取引を行ったとします。
買った銘柄が暴落して、150万から29万まで下がりました。
150万の20%は30万ですので、29万では30万を下回ってしまいます。
よって委託保証金維持率20%である30万を割り込んだので、
追証が発生となります。
追証の解消方法
- 現金を入金して払う
- 信用ポジションの一部もしくは全部を返済して追証に充てる
2がイマイチ理解できてないのですが、別のポジションを解消して、
追証の支払いに充てるという理解で良いのでしょうか。
とにかくどちらかの方法で証券会社指定の期日までに払い込まないといけません。
ここで気を付けないといけないのは株価が回復しても、
一度追証が発生すると払わないといけないという事です。
こっちにいらん心配かけた迷惑料や
という感じでしょうか。
追証を支払わないと。。。
全ポジションの強制決済となります。
それでも追証が足りなければ、
さらに入金を求められます。
場合によっては巨額の損失を抱えることになることもあり、
毎日電話や家まで来て督促されるそうな。
萬田銀次郎や闇金ウシジマくんのような怖いお兄さん達に
督促されるのだけは避けたいですね。
冗談はさておき、多額の借金を背負うリスクも
あることはよーく覚えておかないといけませんね。
まとめ
追証についてざっくり簡単に解説してみましたが、
もし信用取引をするのであれば、
追証を発生させずに保証金維持率の手前を損切ラインと
するのが良いのでしょうかね。
損切は身を切られるようにつらいですが、追証が発生するよりはマシです。
しかも、損失額をあらかじめ把握できるので、リスクをコントロールしやすいですね。
追証に対してはトラウマレベルの恐怖の対象でしかなかったのですが、
今回解説してみたことによって、自分でルールを決めて信用取引を行えば、
案外そこまで恐れることはないかもしれませんね。
ではこの辺で、アディオス!