核クライシス

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

ロシア軍が欧州最大級のザポリージャ原発を砲撃し制圧したとの報で、火災が発生し一時はチェルノブイリの二の舞との懸念が生じました。

日経株価は大きく反応し一時800円安となりました。

買いに入ろうかとおもいましたが、思いとどまり様子を見ることにしました。

一応原発自体は放射能漏れも無いようで安心しましたが、ロシア軍は本当にとんでもないことをしますね。

どうもロシア軍にとって戦況が思わしくない為、なりふり構わぬ攻撃に転じているようです。

プーチンとしては個人のメンツの為に、なんとかウクライナを屈服させなければなりません。

そうしなければ自分が失脚してしまいます。

どんな手段を使ってでも、戦争目的を完遂するつもりなのでしょう。

これ以上苦戦することになると、戦術核の使用も現実味を帯びてきました。

これまで広島・長崎以降、使えない武器とされていましたが、今のプーチンであれば使用する可能性もあります。

最悪のシナリオも考えないといけませんね。

ほんの少し前なら、核戦争なんてありえないという意見が大半でしたが、世界は変わってしまいました。

考えられる最悪シナリオはこんな感じでしょうか。

ウクライナ降伏とレジスタンス蜂起

戦争の長期化、泥沼化

ロシア軍、バルト三国侵攻

ロシア軍、フィンランド侵攻

ロシア軍、ジョージア侵攻

中国軍、台湾侵攻

米中軍事衝突

NATO軍介入

米露軍事衝突

ロシア軍戦術核使用

NATO核報復

全面核戦争

現実的に言って即時停戦は考えにくいですね。

ロシアで政変が起き、プーチンが失脚するというのがベストなシナリオですが。

可能性としてはどうなのでしょう。

プーチンを支持していたオリガルヒ(新興財閥)も戦争に反対するようになってきました。

ロシア国内の世情が不安定化し、戦争どころではない状況を作り出すことが肝要ですね。

今の反戦運動が反体制運動になるにはもう少し時間が必要そうです。

今や金正恩も赤子に見えるくらい狂気の独裁者となったプーチンですが、電撃作戦が失敗した今何を考えているのでしょうか。

今後の世界を左右するだけに一挙一動が注目されます。

 

ではこの辺で、до побачення!(ドポバーチェニャ ウクライナ語で「さようなら」)