¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
昨日のニュースで東証が現物株の取引時間の延長を検討していると報じられました。
現在9時から15時の取引時間を夕方や夜間に取引できるよう10月をめどに議論の結果をまとめるそうです。
2024年に予定しているシステム刷新に向けて取引時間延長を検討するそうな。
テレワークなしのサラリーマンをやっていると、日本株は昼休みくらいしか見れないので、もしそうなれば個人的には概ね歓迎ですね。
今回は東証の取引時間延長検討をざっくりまとめてみました。
取引延長の背景
もともと海外の主要市場と比べ東証は取引時間(前場後場合わせて5時間)が短いとの指摘がありました。
ちなみに世界の主要取引所の取引時間は、香港(5時間半)、韓国(6時間)、ニューヨーク(6時間半)、シンガポール(8時間)、ロンドン(8時間半)です。
また、多くの日本企業は午後3時の東京株式市場の取引時間終了後に決算や重要事項を発表しており、これを受けた取り引きは海外取引所など東証以外で行われています。
夕方以降に取引出来ることにより、個人投資家の参入を期待でき、海外投資家も呼び込み安くなり、東証の国際競争力が高める狙いがあります。
2014年にも1度議論されていますが、証券業界などの反対で見送りになっています。
また同じような議論になると思いますが、今回はどうなるでしょうか。
賛成意見
取引時間延長のメリットといってもいいと思いますが、賛成意見はこんなところでしょうか。
・平日の日中は働いていて今まで本格的に取引できなかったサラリーマン投資家が増加する。
・グローバル化を実行することにより投資資金が日本に一層流入し市場の活性化につながる。
・日本の市場が午後5時まで開いていれば、香港、シンガポールのマーケットの営業時間と重なりアジアの投資家も呼び込める。
反対意見
続いてデメリット。
・睡眠時間が無くなる。
・FXのようにいつでもマーケットが開いていると、常に相場が気になる。
・過去にドイツや香港の市場で取引時間を延ばしたが、特に売買代金に変化は無かった。
・取引時間延長により、証券会社の長時間労働や営業コストの増大につながる。
まとめ
日本株は私の主戦場ではありませんが、それでも全く取引しないわけではありません。
専業デイトレーダーでもない限り、サラリーマンをしていると朝注文を出しておくか昼休みに売買するしかありません。
仕事帰りや帰宅後に売買が出来るのは我々のような平日昼間に仕事をする人間にとってはありがたいですね。
私は仕事柄ちょくちょく株価をチェックできますが、株に興味があっても、サービス業など職種によっては休憩時間以外まったく相場をみるチャンスのない仕事もあります。
取引延長によりそういった人たちが新たに参入すれば日経平均もより一層の高みを目指せるかもしれません。
ただ、私が一時期株に嵌っていた時は日本株、米国株両方見ていましたので結構大変で、日本株後場終了と米国株取引開始までが良い休憩時間でした(笑)
株中毒になっていると取引が長いので、相場に張り付く時間も長くなり疲弊してしまいます。
株取引が出来る時間が長くなるのは賛成ですが、何事もほどほどですね。
ではこの辺で、アディオス!