¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
世界各地で広がりを見せるサル痘ですが、米国ニューヨーク州では感染拡大により非常事態宣言が出されております。
米国では既に感染者が5000人を突破し、ニューヨークに続いて、サンフランシスコ市では緊急事態が宣言されました。
非常事態と緊急事態の宣言の違いが分かりませんが、米国ではかなり広がりを見せております。
日本ではまだまだ感染者数が少ないですが、場合によってはまたコロナと同じ道を辿りかねませんね。
本当に次から次へと勘弁してもらいたいものです。
恐らくコロナ程の大流行とはならないと希望的な観測を抱いていますが、こればかりはどうなるか分かりません。
日本ではあまり報道がされていませんが、サル痘はどんなウイルスなのでしょう。
サル痘とは?
サル痘ウイルス感染による急性発疹性疾患であり、1970年に現在のコンゴ民主共和国で初めて人への感染が確認されております。
西部アフリカ由来とされ、げっ歯類が自然宿主と疑われていますが、現時点では分かっておりません。
1990年以降、コンゴ民主共和国などでは度々流行しており、それが2017年にナイジェリアで流行し、2022年の欧州をきっかけに世界へ広まっております。
広まったきっかけは、多少語弊がありますが、感染者に男性同性愛者が多いため、出会い系アプリなどのSNSが発達し容易に複数の男性と関係を持つことが出来るようになったことから、感染が広がったとされています。
過去にHIVが同性愛者の病気などと言われ、偏見を助長しておりましたが、今回のサル痘は大丈夫なのかと余計な心配をしてしまいますが、どうも男性同性愛者を中心に広まったというのは事実の様であります。
感染経路と症状は?
サル痘への感染経路は、感染した動物にかまれたり、感染した人の皮膚病変、血液、体液の濃厚接触によるもので、むろん性的接触も含まれます。
また、感染者の飛沫を長時間浴びたり、感染者の使用した寝具に接触することでも感染するそうです。
コロナ程強力では無いですが、飛沫感染は嫌ですね。
症状は発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛に続き、発疹が顔から体全体に広がります。
所謂、水疱瘡のような発疹が体全体に広がるということですね。
致死率は1%から10%で、ほとんどが若い人なのだそうです。
今のところ、先進国で死亡例はありません。
ワクチンはあるようなのですが、どうなることでしょうか。
おわりに
やはりというか既にサル痘流行を見込んだ、所謂「サル痘銘柄」に買いが入りつつあるようです。
ワクチンメーカーや抗ウイルス薬メーカー、防護具メーカーが人気で、特に唯一のサル痘ワクチンメーカーであるババリアン・ノルディックというメーカーの株価は鰻登りであります。
5月から買いが入っていたようですので、もはや時すでに遅しでありますが。
個人的にはこのサル痘がパンデミックになるとは思えませんが、仮にコロナに続き大流行となれば、不謹慎ではあまりが、再び買い場がやってくるでしょう。
そうならないことを祈ってはおりますが。
現在コロナ第7波の日本ですが、これが終息すれば5類相当に引き下げを検討するそうで、もしそうなればコロナはインフル相当になり、経済活動が過度に自粛されることは無くなります。
しかし、今度はサル痘が流行り出したのでは、しゃれになりません。
コロナの時も、始めの頃は大した事ないと思っていたら、あれよあれよという間に、大流行しましたので、油断は禁物ですね。
ではこの辺で、アディオス!