イナゴ投資法は有効か!?

Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

突然ですが、私は翌日に上がる銘柄が分かります。

ほぼ間違いなく上がります。

随分と思い切ったことを言うなと思われたかもしれません。

ただ、残念なのはその情報をみんな知っているのと、買えるのが翌日9時からという点。

もったいぶった言い方をしましたが、みんかぶの買い予想数上昇ランキングや株たんの明日の好悪材料を見れば翌日どの銘柄が上がるか大体分かります。

買いが殺到するので株は上がります。

順張りとも言えますが、こういう投資方法は果たして有効なのでしょうか。

私も一度やったことはありますが。。。

みんなが買ってるから絶対勝てるのでは

 

銘柄分析することなく楽して勝てるのでは

こう考える、特に投資初心者の方に見て頂きたいです。

 

イナゴ投資とは

IRやテレビ、SNSなどで好材料が出て急騰している株に飛びつくのがイナゴと呼ばれる投資家達です。

昆虫のイナゴのようにその辺の作物を食い散らかして、次にいく行動に似ているためそう呼ばれています。

その日のうちに超短期で利益確定するデイトレードが多いのも特徴です。

イナゴタワー

イナゴが集中して買うと「イナゴタワー」が形成されます。

急激に買いが収集した後は、同じく利益確定売りが集中しチャートの形が、

タワーの形になります。これがイナゴタワーです。

 

 

画像のチャートは個人投資家が買いが殺到した米国ゲームストップ株になります。

1月ごろに見事なイナゴタワーが形成されているのが分かります。

※この急騰劇は少々イナゴ投資とは性質が異なりますが、例として分かりやすいので掲載しました。

イナゴは勝てるか?

素早く情報を察知し初期に買い、タワー頂点で売り抜ければ大きな利益を得ることが出来ます。

反面、多くのイナゴ投資家は参入初期に入れず、買った瞬間に値下がりするいわゆるジャンピングキャッチ(高値掴み)することがあります。

その後、株価が急落し含み損を抱えたり泣く泣く損切するパターンです。

定かではないですが、機関投資家が株価操縦して値を釣り上げ、イナゴが殺到した処で売り抜けて莫大な利益を上げているという話もあります。

損失を出したイナゴ達の事を養分イナゴといいます。

機関投資家の栄養分という意味ですね。

イナゴ投資をやってみた結果

私も去年の緊急事態宣言中、時短勤務でしたのでやってみました。

損はしませんでしたが、養分イナゴになるのが怖くて手が出しにくかったです。

東証が開く前から買い注文を入れてましたが、これが買いが殺到するとなかなか約定しないのです。

このままだと高値掴みするかも等々、いろいろ考えてしまい私には向いてませんでした。

唯一、サイバーエージェント株を購入し10分で利確し1万の利益を出したのが戦果です。

ただ、そのままホールドしておけば、1か月後には10万以上の含み益になっていましたが。。。(泣)

まとめ

イナゴ投資法は利益が出ることもありますが、大半は犠牲になることが多いようです。

ギャンブル的な投資法になりますので、私は好みません。

特に会社員がすると、チャートに張り付けないのでイナゴタワーの崩壊を知らず頂点で取り残されることもあるでしょう(怖)

資産を増やすつもりが、損失を出しては元も子もないので、損をしない負けない投資を目指しましょう。

最後に投資の神様バフェットの言葉です。

ルール1 絶対に損をしないこと。

ルール2 ルール1を絶対に忘れないこと。

大きな損失を出して相場から退場しないよう心がけましょう。

 

ではこの辺で、アディオス!