¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
先日、自民党議員の公職選挙法違反の疑いで辞職したことにともない、京都府議会議員の北選挙区補欠選挙が行われました。
結果はやらかして自滅した自民はともかく、日本維新の会の畑本氏が初当選しております。
維新の会は大阪で強い勢力がありますが、ついに京都にも影響が及んでいるようですね。
なにより驚いたのは、立憲民主党が最下位だったことであります。
自民党候補よりも得票数で下回ったことに立民党内部でも衝撃が走っているようです。
京都府というお国柄は、昔から左翼勢力の牙城のような場所であります。
京都府の知事も長年共産党が占めるなど、「京都は共産圏」などと揶揄されてもいました。
そこでリベラル左翼が惨敗するのですから、時代は変わりましたね。
今年は参議院選挙があり、立民は大きく議席を減らすといわれております。
さらに追い打ちをかけるようにウクライナ戦争が勃発し、立民の掲げる空想的平和主義が木っ端微塵に粉砕されております。
立民支持者の中からも「お花畑」的平和主義から目覚める人もいるようです。
国の防衛もまともに議論できないような政党では、次の参院選で野党第一党の座を維持するのは難しいかもしれません。
その野党第一党の位置に立民と入れ替わりそうなのが、前述の日本維新の会であります。
個人的には日本維新の会に最大野党になって欲しいと思っておりますが、実はあまり維新の会の政策というものを知らないですね。
というわけで、ざっくり簡単に維新の解説になります。
日本維新の会とは
日本維新の会は元々「大阪維新の会」という名で地方政党からスタートしています。
立ち上げにはあのウクライナ戦争へのコメントで名声の落ちた感のあるコメンテーターの元大阪知事の橋下徹氏がいます。
私も以前は彼を支持していましたし、「安倍さんの次の総理は橋下氏、そしてその次が小泉進次郎氏」という流れを想像していたこともありました。
今考えると安倍さんは良いですが、そこから次が終わっていますね。
そうならなくて本当に日本の為には良かったです。(笑)
日本維新の会は、他の反政府的な野党とは異なり、政権に対しては是々非々で対応しております。
政策面では憲法改正、地方分権など謳っており、保守色が強い政党であります。
反自公だけども、立民共産には票を入れたくないという人たちの受け皿となりやすく、昨年2021年の衆議院選挙では一躍野党第二党へ躍進しております。
維新関連銘柄
日本維新の会が単独で政権を取ることは現実的ではないにせよ、国会において勢力が増えれば与党もその政策を一部受け入れることもあると思います。
または自民や国民民主との連立政権であれば可能性はありそうですね。
そうなると維新の政策も多少は知っておきたいところであります。
ざっと目を通してみましたが、そこまで目玉となるような政策はなく、よく言えば現実路線、悪く言えば派手さは無いですね。
個人的には少子化対策の子ども多いほど税負担が軽減される「N 分 N 乗方式(世帯単位課税)」は熱烈支持であります。
その他原発に対しては、徐々にフェードアウトしていくとしていますが、昨今のエネルギー情勢の変化からすると、再稼働へ見直さざる負えないでしょう。
維新の政策で、注目できそうなのはIRではないでしょうか。
IR関連銘柄は俗に「維新関連銘柄」とも呼ばれ、特に大阪夢洲へカジノ施設を含む統合型リゾートの誘致を進めております。
これは大阪府と大阪市が一体となって推し進めており、維新の政策ともいえます。
その成否を巡っては賛否両論あるみたいですが、日本でもっとも誘致において先頭を走っているようです。
仮に誘致のめどが立った場合は、カジノ関連銘柄が注目されることになりそうです。
おわりに
昔、民主党が誕生した時は、自民党と民主党による2大政党制が日本にもついに出現したかと、大いに期待したものです。
それが民主党は見るも無残な姿になり、その残りカスである立民は2ch創設者のひろゆき氏曰く「マイノリティの罠」に嵌り込んでいます。
因みにマイノリティの罠とはある特定の思想を持った少数派へフォーカスすることにより、その層から強力な支持を得ることが出来る代わりに、その他大勢であるマジョリティ向けの政策を行わないため、大多数の支持を失うことであります。
日本維新の会は保守色が強いので心配はしていませんが、自民公明対維新国民という保守による2大政党制が出来上がれば、日本も少しは安心できますね。
株価も含めて次の選挙が楽しみであります。
岸田さんにはあまり期待はしていませんが。。。
ではこの辺で、アディオス!