大注目!G7広島サミット

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

日経平均が1989年のバブル最高値以後の高値を一時更新しました。

どこまでこのリスクオンが続くのか分かりませんが、景気の良い話であります。

そんな中広島ではG7サミットが開かれております。

G7サミットは先進各国の地盤沈下と新興国グループの台頭により、その開催に疑問視する向きもありますが、ロシアによるウクライナ侵攻により、重要性が増しております。

経済問題というより、最近は政治問題を取り扱うことが多いですね。

価値観を共有する世界でも重要な国々が連携を確認し合う場として毎年必要であります。

今年の広島サミットの焦点は、岸田首相の提唱する「核なき世界」の実現であるとされています。

世界初の被爆地ヒロシマで各国首脳を招き、原爆資料館を案内するなどは、非常に有意義であります。

もちろん、「核なき世界」は絵に描いた餅でしかありませんが、全世界の理想ではあります。

もう一つのテーマが「ウクライナ支援」であります。

戦争をウクライナの勝利で終わらせるための話し合いが行われるものと思いますが、ここにきて大ニュースが飛び込んできましたね。

なんとウクライナのゼレンスキー大統領が来日するとのこと。

当初オンラインでの参加となっておりましたが、対面での参加となります。

ゼレンスキー大統領がオンラインでは無く、実際に来日したら凄いことだろうなと妄想しておりましたが、現実となりましたね。

俄然、サミットが世界から注目を浴びることになります。

戦闘機の供与や、日本の武器支援が決まるのでしょうか。

また、主要国だけでなく、招待国として、インド、オーストラリア、ブラジル、韓国、ベトナム、インドネシア、コモロ、クック諸島が参加します。

所謂グローバルサウス(この言い方あまり好きではありませんが)と呼ばれる国々の中でも、主要な国が参加します。

今回のウクライナ戦争に際して、中立的な立場を取る国も参加する中で、ゼレンスキー大統領の来日は大いに意義がありそうです。

グローバルサウスと呼ばれる各国首脳たちを前にゼレンスキーがどういう外交をするのでしょうか。

毎回サミットでは特に何かが決まるというわけではありませんが、広島サミット以前、以後と後世言われる変化が起こるかもしれせん。

言い過ぎかもしれませんが、特にウクライナ戦争に関しては重要な支援が行われる可能性はあります。

そして、忘れてはならないのが、重要なテーマ、中国問題であります。

各国が協力して、中国封じ込めを行わなければなりません。

その中国はG7に対抗して、中央アジア各国の首脳を呼び中央アジアサミットを開催しております。

呼ばれた国はカザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタン。

この中央アジア5カ国はロシアと中国に囲まれ、地政学的に本当にかわいそうであります。

先日のロシアの戦勝記念日にも参加していました。

本当は距離を取りたいのにそうもいかず、嫌々参加しているのかもしれません。

中央アジア5カ国には申し訳ないですが、この中央アジアサミットって、やっぱりしょぼいですね。

日本に集まったのは先進各国と新興国の代表ともいえる国々。

一方中央アジア5カ国ですから。。。

中国に呼んでも来てくれないというところでしょうか。

逆に主要各国の首脳が日本に一同に会してくれるというのは誇らしい気分になりますね。

それにしても、G7は雑談が多そうですので、本当に日本の総理大臣になるには英語はマストですね。

かつてG8での民主党菅首相の会話に入れずボッチだった悲惨な情景を思い出してしまいます。

 

ではこの辺で、アディオス!