悪い予兆?【ヒンデンブルクの予兆】

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

株関連のニュースに「ヒンデンブルクの予兆」又は「ヒンデンブルク・オーメン」という聞き慣れない言葉が散見されるようになりました。

またまた、株初心者にとってはお初な言葉であります。

オーメン=予兆というと私のような世代だと米ホラー映画の「オーメン」を思い浮かべます。

なにかしらの株式市場にとって良くない予兆なのでしょう。

株の調整下落待ちとしては、どういう予兆か知っておかなければなりませんね。

というわけ、今回は「ヒンデンブルクの予兆」であります。

ヒンデンブルクの予兆とは

盲目の米国人物理学者ジム・ミーカが考案しており、1937年ドイツのヒンデンブルク号爆発事故にちなんで名付けられております。

いつの間にか暴落前のサインとして有名になり、株価大暴落の前兆、証券市場における呪いの指標とも呼ばれています。

1985年以降、このサインが現れると暴落しており、2008年のリーマンショックでは6月にこのサインが現れております(リーマンショックは9月)。

ヒンデンブルクの予兆が現れると必ずしも暴落するということは無いと思いますが、かなり高い的中率といわれております。

ウィキペディアによると、「80%弱の確率で5%以上の下落が起きるといわれる」としています。

サイン点灯から1か月間は有効とされていることから、アノマリーどおり5月に「Sell in May」となる確率が高い可能性があります。

ヒンデンブルクの予兆、4つの条件

このヒンデンブルクの予兆は具体的に4つの条件が満たされた時にサインが点灯します。

条件1:ニューヨーク証券取引所(NYSE)での52週高値更新銘柄と安値更新銘柄の数がともにその日の値上がり・値下がり銘柄合計数の2.2%以上

条件2:NYSE総合指数の値が50営業日前を上回っている

条件3:短期的な騰勢を示すマクラレンオシレーターの値がマイナス

条件4:高値更新銘柄数が安値更新銘柄数の2倍を超えない

マクレランオシレーターとは

値上がり株と値下がり株の二種類の指数平滑移動平均の差(推奨値:19日マイナス39日)をいいます。

素人にはさっぱりわからないので、これは自分で調べて判断するものでは無く、プロが点灯していると判断した時がそうだと思うしかないですね。

4月15日の日経新聞に「「ヒンデンブルグの予兆」、米株に急落サイン」という記事が出ておりますので、サインが点灯したのは13日か14日なのでしょうか。

検索しましたが、点灯した日がよくわからないですが、一応5月中旬くらいまでが下落警戒期間と思っていた方が良さそうです。

おわりに

次から次へと新しい用語が出てくるものです。

私が本格的に株式投資を始めてから、米中対立、コロナショック、オミクロンショック、年初の調整などありましたが、今までヒンデンブルクの予兆なんて聞いた事がありませんでした。

まだまだ、知らない投資用語がいっぱいありそうですね。

取りあえず、私の投資戦略は調整待ちですので、ヒンデンブルクの予兆が的中すれば、絶好の買い場が到来となります。

年初の調整では警戒し過ぎて、あまり買えなかったので、下落を期待したいですね。

 

ではこの辺で、アディオス!