円安の今こそ高配当日本株へ

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

少し前の記事ですが、日経新聞で「長期投資家」さんという方の投資方法の記事がありました。

年齢が45歳とあまり変わらないながらも、既に資産は1億を超え、年間配当も税引き後で223万の収入がある様です。

羨ましい限りですが、「会社員がお金持ちになるには株しかない」との信念のもと、リーマンショックを経て、こつこつ長期投資に資金を投入した結果、現在の資産を築くに至ったようです。

私は基本的に米国株メインですが、昨今の円安では、余程の大暴落でも来ない限り、ドル転してまで買い向かうのは難しいと思っております。

そこで、今後日本株が弱含むのであれば、日本円で買える優良日本株を物色したいと思っています。

もう少し詳しく「長期投資家」さんの投資戦略を見てみましょう。

投資スタイル

同氏の投資方法は、ハンドルネームの通り長期投資であります。

株価のリターンだけではなく、配当に重きを置く投資法で、主に医薬品・トイレタリー(化粧品類や洗面用具)・エネルギーといった業種の高配当株へ集中投資しています。

下手に成長株を物色して投資するより、高配当の優良企業に集中投資することで、大きな資産を築いたようです。

優良企業群が割安な時は、積極的に買い増しを行ったようで、同氏はこう語っております。

「高配当の優良企業株は、長期的に見ると低配当の新興成長株より配当込みの平均リターンが高いという検証結果もある。成長株に投資することなく、配当株投資だけでも資産は築けるし、実際、自分は築けた」

私も成長銘柄を研究して、投資するというスタイルは商に合いませんので、同氏の投資スタイルに考えが近い物がありますね。

永久保有日本株17銘柄

具体的に「長期投資家」さんがどのような銘柄に投資しているのか。

下記の17銘柄は同氏が永久保有銘柄とし、割安な時には買い増しもしているようです。

証券コード 銘柄 株価9/2終値 配当利回り
8058 三菱商事 4368 3.43%
9432 NTT 3770 3.18%
2914 日本たばこ産業 2374 6.32%
8031 三井物産 3146 3.81%
4503 アステラス製薬 1994 3.01%
4452 花王 6001 2.47%
8316 三井住友フィナンシャルグループ 4208 5.23%
9433 KDDI 4280 3.15%
8001 伊藤忠商事 3683 3.53%
8766 東京海上ホールディングス 7651 3.92%
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 717.5 4.46%
1605 INPEX 1544 3.89%
5108 ブリヂストン 5228 3.25%
6301 コマツ 2874.5 3.34%
4578 大塚ホールディングス 4536 2.20%
6326 クボタ 2117 2.03%
8697 日本取引所グループ 2062.5 2.52%

日本の優良企業がずらりであります。

この中で私の保有している銘柄は三菱UFJフィナンシャル・グループのみであります。

参入障壁の高い企業や、金融、医療、商社が多いですね。

日本たばこ産業は配当利回りは高いですが、どうなのでしょうか。

この17銘柄を各100株買うだけで、600万以上の資金が必要になります。

私がせいぜい変えるのは1000~2000円台の銘柄になるでしょうか。

同氏はこれを三菱商事、NTT、日本たばこ産業だけで、各1000万円以上、その他の銘柄もそれぞれ100万円以上保有しているようです。

やはり、それくらいの集中投資出なければインパクトは薄いですね。

おわりに

「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」という、元メジャーリーガーのイチロー選手の格言があります。

「長期投資家」さんはまさにこれの地を行く投資戦略ですね。

どうしても一攫千金を狙いたくなる処ではありますが、地道にコツコツと投資は行きたいものです。

まずは、この17銘柄を監視対象にして、リスクオフ相場のタイミングでキャッチしたいですね。

 

ではこの辺で、アディオス!