先日仕事で打合せがあった時の話。
雑談で50代上司が
「我々の世代はまだ逃げ切れるけど、
(私の方を見て)彼らの世代はずっと働かないといけませんからね笑」
と申しておりました。
腹の中では「いやいや、FIRE目指しているのでそこまで働かんぜよ」と
思っておりましたが、あながち誇張された話ではありませんね。
国もメディアも老後を末永く働くのをよしとする風潮や法整備が、
着々と進んでいるようです。
果たして我々に定年は訪れるのでしょうか。
高齢者雇用安定法
参考 高年齢者雇用安定法の改正~70歳までの就業機会確保~厚生労働省今まで65歳までだった雇用の義務が70歳まで延長されるようです。
あくまでも企業に対しては義務ではなく「努力義務」だそうで。
つまり「70歳まで雇えるように努めなければならない」という
少し弱めな要求ですね。
罰則はないけど行政指導の対象にはなるので、
ほぼほぼ義務みたいなものですね。
定年後、家に居場所が無く毎日図書館行って全国紙から地方紙まで1日かけて制覇する、
そんな毎日を送るならまだ働いていた方がマシかもしれませんが、どうでしょう。
90歳の事務員
参考 世界最高齢の総務部員は90歳 エクセル駆使「定年はない」産経ニュースこの記事の90歳の女性は世界最高齢総務部員としてギネスに載ったそうです。
とらえ方は人それぞれだと思いますが、
まるで高齢者雇用安定法の広告塔のような方です。
今後日本でこういう高齢従業員が珍しくもない世の中に
なっていくという事ですね。
そのうち取引先の新しく変わった担当が70代、80代の新人という事も充分起こりえますね。
70代で自衛隊員、警察官、消防士とか80代の半グレ、反社会的組織とか現れるのでしょうか。
もはやオレオレ詐欺ではなくワシワシ詐欺ですね。騙す方は80歳、騙される方は100歳みたいな笑
三浦カズが80代でまだ現役。嵐が80代で再結成とか笑
凄い生き方ではありますが、FIREを目指す私にはマネの出来ない(マネしたくないが本音か笑)生き方であります。
年金とかどうしてるんでしょうかね。
まとめ
今回の法改正では70歳定年の努力義務となっておりますが、
ノジマなどの一部企業では元気であれば80歳まで
働けるそうです。
凄い世の中になってきました。
そのうち、「70歳で定年する」なんて言うと、
「早期リタイアできるなんて、羨ましいですな」
なんて言われる時代が来るかもしれませんね。
恐らくあと10年もすれば、定年は事実上なくなり、
元気で働ける人は死ぬまで働けるようになり、
体が動かず働けない人は少ない年金で細々と暮らすような社会に
なる気がしますね。
もし好きな仕事が出来るのであれば私も何歳でも働きたいですが、
今と同じ会社で働き続けるという選択は無いですですかね。
というより、そうはならないように日々FIREを目指す努力であります。
それにしても定年が伸びれば伸びるほどその対極としてのFIREを目指す人も
今後増えそうですね。
ではこの辺で、アディオス!