¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
京セラの稲盛和夫氏の訃報がありましたね。
アメーバ経営や日航の立て直しで、経営の神様と呼ばれた偉大な経営者でした。
時を同じく、ロシアからも訃報が飛び込んできました。
旧ソ連最初で最後の大統領だった、ミハイル・ゴルバチョフ氏死去のニュースであります。
共産党独裁体制だったソ連を「ペレストロイカ」と「グラスノスチ」と呼ばれる改革と情報公開を推し進め、初代ソ連の大統領になりました。
また、米ソ冷戦を終結させ、ノーベル平和賞も受賞しています。
ソ連崩壊の原因となった、8月のクーデターでは反乱軍に幽閉されるなど困難に直面し、救出されてからは自ら70年続いたソ連帝国に幕を下ろす役割を担いました。
30年前の出来事ですが、リアルタイムで見ておりました。
当時、目まぐるしく変化する共産圏を歴史の目撃者として見ることが出来ました。
ゴルバチョフ氏はもはや歴史上の人物になっておりましたが、死去されたことにより、文字通り歴史上の偉人となりました。
日本を始めとする、西側諸国には人気のある政治家で、「ゴルビー」の愛称で親しまれていましたし、奥さんのライサさんも有名でした。
世界的には冷戦を終結させた功績がもっとも有名でしょうか。
しかしながら、当のロシアではソ連を崩壊させた張本人として、あまり人気が高くないようです。
氏のロシア本国における歴史的評価が定まるのは、もう少し時間が必要なようです。
意外なことにゴルバチョフ氏は旧統一協会と関係が深かったようです。
これは知らなかったですね。
さて、国葬で左翼が騒いでいる日本ではありますが、ロシアでの評判の悪さからゴルバチョフ氏の国葬は無さそうですね。
そもそも「特別軍事作戦」の最中ですので、そんな余裕はないでしょうか。
ではこの辺で、アディオス!