冒険がしたくなる本

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

私は元バックパッカーの端くれなのですが、若い頃は南米や中米を1人で旅しておりました。

一人旅というのは、楽しい反面、感動を分かち合うことができなかったり、食事が寂しかったり、なにより暇な時間が多いですね。

それでも、若かったからなのでしょうか、やっぱりバスで回る旅は楽しかったですね。

陸路で国境を越えた際は、新しい国に入った瞬間のなんとも言えない高揚感と期待感があります。

久しぶりにそんな気持ちを思い出させてくれた本を最近読みました。

北澤豊雄さんという私と同年代のノンフィクションライターの「ダリエン地峡決死行」と「混迷の国ベネズエラ潜入記」の2冊であります。

1つはコロンビア、パナマ国境地帯であるダリエン地峡という陸路の道が通っていないゲリラやマフィアが出没するジャングル地帯を踏破する話。

もう1つは、完全に経済破綻し、治安が極度に悪化したベネズエラへ潜入取材する話。

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面白くて2冊とも一気に読んでしまいました。

南米に興味が無いという方でも冒険記という読み物として、充分楽しめます。

著者のやっていることは私の旅とは違い、命の危険に晒されながらの旅ですので、比較になりませんが、それでも南米の旅がどういうものだったか、充分思い出させてくれます。

ただ、パナマもベネズエラも行ったことは無いですね。

ましてや、著者が根城にしていたコロンビアにも行ったことがありません。

ベネズエラ、コロンビア、パナマは治安の悪さから私が南米旅行を計画していた時は、最初から予定には入って無かったですね。

著者は少々無謀なところがあるようですが、特別凄い人というわけでは無く、私の同年代の普通の人というところに、シンパシー感じるといいますか、読んでいて感情移入してしまいます。

流石に著者のようなスタイルの旅は真似できないし、むしろ真似してはいけないですが、久々に旅に出たいという気持ちが刺激されました。

しかし、幼い子供を2人も抱えた身としては、2度とバックパッカーのような旅は出来ないのだなと思うとちょっと寂しい気持ちにもなりますね。。。

 

ではこの辺で、アディオス!