¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
東京の不動産価格が一部バブルとなっているようです。
私も都内に不動産を所有しているので、あやかりたいものであります。
その一方、私も若干保有しているJ-REITは今年に入って元気がありません。
REIT指数の200日移動平均線も下に向いて下落トレンドであります。
保有銘柄もUS-REIT以外は全部マイナス転換しております。
少額ですがチャリチャリンと配当として小銭が入ってきますので、結構気に入っており、ここのところ買い増しを検討しております。
しかしながら、なぜ下落しているのか、この先どうなるか調べていなかったので、この機会に浅く掘り下げてみようと思います。
では早速見てみましょう。
J-REIT下落要因
J-RIETの下落要因は主に2つ。
1つは1月にFOMCの議事要旨で、想定より早い利上げや、米国債などの保有資産の規模を縮小する量的引締め(テーパリング)の早期開始が示唆されたことを受けて、米
長期金利が上昇したことをきっかけに、REITの投資妙味が相対的に低下したため、売りが優勢となったようです。
何やらわかったような分からないような理由であります。
米長期金利の上昇がJ-REITにも影響するのですね。
FOMCの議事要旨が発表された後はNY市場も東京市場も下落しましたので、一緒に下がったとでも理解しておきましょう。
2つ目の理由はオミクロン株の感染拡大であります。
東京都などへの「まん延防止等重点措置」の適用などが嫌気され、一時はREIT指数が1800ポイントを下回りました。
感染拡大とそれに伴う規制は、オフィス需要、商業施設などに影響がありますので、この理由は腑に落ちますね。
J-REIT今後の展望
オフィス空室率が改善していることや、米利上げにも関わらず日銀が金融緩和を維持する意向を示しているため、国内金利の上昇は限定的で、低位で推移するとみられております。
J-REITの予想分配金利回りは3%台後半で推移しており、利回り面での魅力は相対的に高い状況であります。
また、オミクロン株が近々ピークアウトし落ち着いてくれば、買い戻しも想定されます。
FOMCの金融政策に対する不透明感が薄れるにつれて市場は落ち着きを取り戻し、J-REITは緩やかな回復基調を辿るとみられているようです。
反対にFOMCが市場の想定外の動きをしたり、コロナの新型変異株が再び感染拡大となるとまだまだ下落傾向が続くということですね。
おわりに
J-REITは底を打ったとの想定の元、ソロリソロリと打診買いをしていこうと思います。
米FOMCの動向や、最近ではステルスオミクロンなるものが出てきており、気になるところではありますが、私のような凡人にはこの先どうなるかなんて予想もつきません。
ただ、一気に全力買いをすると痛い目に会うのはコロナショック時に経験済みですので、現金ポジションをあまり損なうことなく、少しずつ時間を掛けて買ってみようと思います。
あくまでもJ-REITは補助的な立ち位置ですので、ポートフォリオ全体の5%を超えないくらいに増やそうかなと思います。
まだまだ不安定な相場が続きますので、注意しながらやっていきましょう。
ではこの辺で、アディオス!