FIREの先駆者!?【非接触部族】

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

昨日は日本株の急落から、週明けのスタートでした。

本日はどうなるでしょうか。多少気にはなりつつも、基本バイ&ホールドなので本当に暴落すれば買い増すだけです。

暴落が来ればそれだけ安値でたくさん優良株を購入でき、サイドFIREに一歩近づくことになります。

去年あたりから日本でもFIREが注目されつつあります。

多くのFIRE達成者が紹介されていますね。

大抵は倹約家のミニマリストであるFIRE達成者が多い印象です。

中には田舎に暮らして世捨て人のような暮らしをしたり、自給自足をしている人もいるようで。

私は流石にそこまでは出来ませんね。

しかし、世界に目を向けると、誰にも雇われずどこにも属さずに自給自足で経済的自由を達成している人たちもいます。

北欧のエコビレッジやドイツ系の宗教集団アーミッシュなどが有名ですね。

ただ、さらに上を行く究極のエコFIRE集団がこの世には多数存在するのです。

それが現代文明の届かないジャングルの奥地などで今なお生活をする非接触部族たちです。

21世紀の世の中で未だこういう生活をする人たちがいることが驚きではありますが、見方を変えると、長らく自給自足の生活をしているFIRE達成者たちともいえるのではないでしょうか。

食料確保のために働き続けないといけないですが、それ以外はリストラや老後の心配(実際は心配してる?)などせず暮らすことが出来ます。

環境はかなり過酷ではありますが・・・

今回はそんな現代文明を否定し完全な自給自足生活をおくる彼等のご紹介です。

ま、個人的にこういった非接触部族達に興味があったので記事にしてみました。

FIREはかなり強引なこじつけであります(笑)

非接触部族とは

引用元:ナショナルジオグラフィック

世界でも極めて少数ですが、自らの選択又は周囲の状況により、他の文明と接触を行っていない部族のことであります。

先住民の保護を行っているNGOによると、世界にはこうした部族が100以上存在するといわれています。

分布としては一番多いのがアマゾン川流域で、そのほかにニューギニア島やインド洋に浮かぶアマンダン諸島で暮らしています。

攻撃的な部族も多く、外部者や飛行機に対し、弓矢で攻撃を仕掛けることもあるそうです。

また、疫病に免疫が無いため、安易な接触により疫病を蔓延させ、部族を全滅させてしまうリスクがあります。

かつては宣教師を中心にプレゼント投下作戦と称して、工業製品や食料を送って部族を懐柔したようですが、こうした接触は結果として部族の壊滅や文化の消滅を招いたようです。

しかし21世紀も20年が過ぎ、インターネットで世界とつながり、宇宙へ旅行に行けるこの時代に太古の昔から変わらない狩猟採集生活を続けているというのはある意味奇跡ですね。

代表的非接触部族

年々減少していく非接触部族ですが、現在完全に非接触、又は徐々に外部との接触が増えている部族や接触したために滅びゆく部族があります。

マシコ・ピロ族

ペルー南東部のジャングルの奥地に住むといわれており、数千年間、森を出ることが無かったといわれていましたが、1980年代頃から次第に目撃例が増え存在が確認されます。

外部からの接触が増えるに従い、衝突も増え死者も出ているようですが、ペルー当局は根気強く接触を続けています。

ジャラワ族

インド洋に浮かぶアマンダン諸島の先住民で、アフリカから移り住んだといわれています。

1998年まで外界との接触を拒んでいましたが、同島の開発が進み観光地化すると、彼らを観光資源とし、俗にいう「見世物」のような扱いを受けています。

今や急速に文化が消滅しつつある部族の一つです。

北センチネル族

引用元:ナショナルジオグラフィック

恐らく世界で一番有名な非接触部族ではないでしょうか。

ジャラワ族と同じくアマンダン諸島の北センチネル島に住む北センチネル族です。

最も強固に外部からの接触を拒み続けており、長年接触を試みたインド政府も近年は接触せずに干渉しない政策をとっています。

インド政府は外国人の上陸を認めておらず、島の半径5キロの立ち入りは違法となっております。

2018年には米国の宣教師が上陸を試みるも、矢で射殺されています。

殺害されたのは誠に気の毒ではありますが、なぜキリスト教の宣教師というのは余計なお節介をしたがるのでしょうか。

引用元:ナショナルジオグラフィック

インド政府の保護政策により、大きな自然災害や病気などが無い限り、今世紀中もそのままの生活を送る可能性が高いですね。

かなり好戦的な人たちではありますが、化石燃料も使わず、無駄に資源も浪費しない、実にサスティナブルな生活様式でありますな。

まとめ

現代文明を拒む究極のFIRE生活を送る部族たちを紹介しましたが、少々極端なFIRE生活でしたね。

彼らを見て自由で羨ましいと思うか、不便で不安定な生活をしてかわいそうと思うかは人それぞれだと思います。

何に価値を見出すかで彼らの見方も変わってくるのではないでしょうか。

人間にとっていったい何が幸せかわかりませんね。

因みに私は現代文明にどっぷりハマっているので、非接触的FIRE生活は不可能です(笑)

 

ではこの辺で、アディオス!