¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
バフェット太郎氏の動画で「【7選】米国株を超える投資先」というテーマがUpされておりました。
簡単に要約すると米金利が上昇する局面では米国株が売られやすくなる一方、割安感のある新興国株が買われやすくなるというものです。
ただ、すべての新興国株が良いわけでは無く、選別が必要になってきます。
昔の様にBRICsを買っておけば間違いないという時代ではありませんね。
既にロシアの長期的な凋落は避けられず、中国経済も鈍化しつつあります。
バフェット太郎氏の予測は概ね当たることが多い印象ですね。
過去にビットコインが上がると予測した後、急激に上昇したり、冬季北京五輪終了後にロシアが侵攻する可能性が高いと予測しておりました。
そこで同氏が投資妙味のある7か国を上げていましたので、監視がてら簡単に調査であります。
新興7か国
新興国投資といっても私も保有している新興国ETF【VWO】では、中国と台湾が半分を占めるので、しばらく投資妙味は無さそうです。
株価も45ドル近辺で低迷しており、私もドルベースで含み損を抱えております。
そこで各新興国のETFとなります。
インドネシア
過去に投資系Youtuberの高橋ダン氏もこれから伸びる国として紹介しておりました。
東南アジアの島嶼国家で、人口2億人の世界最大のイスラム国家であります。
最近首都をジャワ島のジャカルタからカリマンタン島のジャングルの中に新首都ヌサンタラへ2045年までに移転するとしています。
今年のG20の開催国ですね。
ロシアが出席するかでいろいろともめそうですが。。。
インドネシアETF
iシェアーズMSCIインドネシアETF【EIDO】
株価24.88USD(4/21終値)
直近配当利回り 1.31%
経費率 0.59%
マレーシア
日本人の人気移住先の一つであり、歌手のガクトが住んでいることでも有名であります。
昔はゴムとすずくらいしか産業がありませんでしたが、マハティール首相の推進する「ルックイースト」政策などにより、いつの間にかITや金融分野を中心に経済発展しております。
マレーシアETF
iシェアーズMSCIマレーシアETF【EWM】
株価25.35USD(4/21終値)
直近配当利回り 6.17%
経費率 0.49%
インド
世界最大の民主主義国であり、近い将来人口で中国を抜くといわれております。
政治的には中立を取る立場ながら、最終的には西側につかざる負えないでしょう。
英語とITと若い生産人口を背景に次の「世界の工場」に挙げる声もあります。
インドのETFは私も保有しており、含み益が乗った状態であります。
インドETF
ウィズダムツリー インド株収益ファンド【EPI】
株価36.78USD(4/21終値)
直近配当利回り 1.25%
経費率 0.84%
トルコ
強権的なエルドアン大統領とリラ安、政情不安なイメージしかないですね。
以前書いた記事はこちら。
なぜ安い?【トルコリラ】ウクライナ戦争では同国のドローン兵器であるバイラクタルTB2が大活躍しており、ウクライナ軍では「バイラクタル」という軍歌まで出来ております。
トルコETF
iシェアーズMSCIトルコETF【TUR】
株価23.75USD(4/21終値)
直近配当利回り 0.77%
経費率 0.59%
ブラジル
BRICsの一角である南米の大国であります。
長らく国のポテンシャルがあるにもかかわらず、政情不安や経済の混乱から「永遠に未来の大国」といわれ続けておりました。
ようやく覚醒の時期が来たのでしょうか。
ブラジルETF
iシェアーズMSCIブラジルETF【EWZ】
株価37.30USD(4/21終値)
直近配当利回り 0.86%
経費率 0.57%
南アフリカ
こちらもBRICsに加えられることもある、アフリカ最大の経済大国であります。
なんとアフリカ経済の3分の1を支えているといわれています。
アフリカ唯一のW杯開催国でしたね。
躍進するアフリカ経済のリーダー的存在ともいえそうです。
南アフリカETF
iシェアーズMSCI南アフリカETF【EZA】
株価51.34USD(4/21終値)
直近配当利回り 1.78%
経費率 0.59%
メキシコ
最後は住んだこともある第二の故郷メキシコであります。
アメリカの隣という立地と安い労働力を生かして経済成長を見込んでいるのでしょうか。
腐敗と汚職など、負の側面をよく知っているので、本当に経済成長するのか甚だ疑問ですが、個人的には応援したい国であります。
iシェアーズMSCIメキシコETF【EWW】
株価52.77USD(4/21終値)
直近配当利回り 2.49%
経費率 0.49%
新興国ETFは1株当りの購入単価も安いため、買いやすいですね。
特徴としては全体的に配当利回りの低さと、経費率の高さが難点でしょうか。
インカムゲインというよりはキャピタルゲイン狙いのETFになります。
バフェット太郎氏も言っておりましたが、あくまでもコアではなくサテライト的なポジションですね。
それにしてもインド以外はブラックロック社のiシェアーズシリーズでした。
グローバルETFと銘打っているだけあって新興国ETFに強いですね。
因みに各ETFは楽天証券を始め日本の証券口座で購入可能です。
おわりに
新興国だけではなく、昨今の資源高もありカナダやオーストリアなどの資源国のETFに注目してみるのも面白いかもしれませんね。
この7カ国から選ぶとすれば、至極個人的な感情からまずはメキシコのETFであります。
さらに選ぶとすればブラジルとインドネシアでしょうか。
特にこれといった根拠はありません(笑)
どの国のETFが上がるかは分かりませんので、応援したい国等、この辺は好みになるでしょうか。
ではこの辺で、アディオス!