決してホームレスのお話ではありません笑
昨日読み終えた本「DIE WITH ZERO」のご紹介。
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死ぬ時にお金が無いって不安は無いの?
どう使えば死ぬ時に0円なの?
こう思われる方も多いと思います。
私自身サイドFIREを目指していますので、
中々難しいテーマであります。
かなりざっくりですがまとめてみました。
今しか出来ない経験にお金を使う
使わずに死ぬお金の為に、一生懸命働いて貯金する
今の生活を犠牲にしてまで、老後に備えるな
年代毎に出来ることは異なり、若いうちに経験しないと、
お金があっても年齢的に経験出来ないこともある。
だから、節約の為にそれらを犠牲にするのはやめ、
どんどん経験にお金を使おう。その思い出は一生あなたから、
奪うことは出来ない宝物となる。と筆者は言っております。
死ぬ前に財産分与・寄付をする
死後の寄付は非効率
死んでからでは遅すぎる
美談として、とある亡くなった人が実は莫大な財産を持っていて、
遺言に全額寄付するようにと書かれていた、という話があります。
筆者曰く「今困ってる人がたくさんおるのに、なんで死んでから寄付やねん!
生きてるうちに早よ寄付せんかい!」ということらしいです。
ごもっともです。。。
子供たちへの財産分与も亡くなってからではなく、生前に分与すべし。
とのご主張です。
大抵親の遺産相続のタイミングは40~60代の間が多いのではないでしょうか。
年齢が上がれば上がるほど、お金の使い道が無くなるので、なるべく早い段階、
せめて20~30代半ば辺りのタイミングでもらった方が、子供としてもいろいろな経験に
お金を使うことが出来るのではないでしょうか。
資産を減らすタイミングを考えよう
年齢を重ねるほどお金の価値は半減する(体力的に出来ることの範囲が狭まる)
健康はお金より重い
出来ることには期限がある(いつまでも子供用プールで遊べると思うな)
健康でなければお金を使うことは出来きません。
80代の寝たきりの老人に100万円あげても、ほとんど使い切ることは出来ないでしょう。
健康であるうちにお金を今できることに使いましょう。
決して先送りするな と筆者は申しております。
アリとキリギリス
誰もが知る童話ですが、
筆者曰く「どちらも両極端!キリギリスは少しは貯蓄せんかい!
アリはもっと人生エンジョイしろ! ちょうどいい奴いねえのかよ」だそうです。
つまり、アリとキリギリスの真ん中あたりが良いですね。
まとめ
私は20代の頃中南米のとある国に住んでおり、
旅行が好きで中南米をバックパック1つでよく旅をしておりました。
20~30時間バスに乗ったり、ドミトリーの汚い安宿に泊まったりしましたが、
今では本当に良い思い出です。
今でも、またバックパックを背負って旅行へ行ってみたいな~ とは思いますが、
流石に重い荷物担いだり、長時間バスに乗ったりはできませんし、
綺麗なホテルにも泊まりたいですね。
しかも60代、70代になってバックパッカーをするのは体力的に無理ですね。
サイドFIREを目指すにあたり、
どうしてもなるべくお金を使わず節約を重視してしまいますが、
このままお金を最小限しか使わない生活で、
思い出は増えず、貯蓄だけが増えることが正義なのか。
サイドFIREを目指す理由が、経済的自由を獲得し、
やりたいことをすぐに出来ることでありますが、
今の状態はサイドFIREを目指すが故にやりたいことを我慢する状態なので、
矛盾してますよね。。。
子供も今はまだ小さいですがすぐに大きくなるし、
使う力で今しか楽しめないことにもお金を使わなきゃいけませんね。
そう思わされた一冊でした。
ありがとうございました。