攻撃者は守りに弱い?【立民CLP問題】

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

最近、仕事でも投資でも、日常生活でも判断をミスることが多いです。

人間は生きている以上判断の連続ですが、本当に裏目に出てしまいがちであります。

ドルを買った翌日には円高に振れるし、先ほどはお風呂に子供を入れる際、子供が便意を催していましたが、服を脱がせてしまったのでそのままお風呂に入れたら、お風呂の中で便をされてしまいました。

ちょっとした判断ミスで、全裸で寒い中、お風呂を掃除する羽目になりました。。。

私の場合は大した判断ミスではないですが、大きく命取りになる判断ミスをしてしまった政党があります。

いわずと知れた大ブーメラン政党である立憲民主党であります。

ここ数日ネットを騒がしているCLP問題で立憲民主党は判断ミスを犯しつづけています。

一体なんの問題を起こし、立民はどう対応を誤ったのでしょうか。

まぁ、いつものごとく単なる特大ブーメランが突き刺さっただけなのですが、ワイドショーなどではあまり取り上げていないようなので、ざっくり紹介します。

CLP問題とは

元TBSの佐治洋氏が「公共のメディア」を標榜してネット上で動画配信などの活動を続ける「Choose Life Project(略してCLP)」を立ち上げた際、立憲民主党から番組制作費として1000万円以上の資金提供を受けていたとされる問題であります。

CLPにゲストとして出演したことのある、コメンテーターや記者などがこれを指摘し、明るみにでました。

立民は資金提供ということをまるで隠すように広告代理店(後に博報堂と判明)を間にいれておりました。

この資金提供を当時の幹事長だった福山氏が認めております。

福山氏は資金を提供しただけで、内容について指図はしていないとしていますが、資金援助してもらった政党を攻撃するようなことが出来るのでしょうか。

これに関連して反戦運動をしていた若者たちのグループであるSEALDsシールズのメンバーが設立した会社ブルージャパンへも立民から9億円もの支出があったとされ、なにやら疑惑が深まっています。

昨年ツィッターで野党やマスコミを批判していたアカウント名Dappiが、実は自民党から資金提供を受けていたのではないか、との疑惑が持ち上がり、立民を中心に政権にたいして激しく追及を行っていましたが、そんな最中になんともとんでもないことが発覚してしまいましたね。

立民は自民に対し「説明責任を果たせ!」といつも強く主張していますので、今回の問題で真摯な対応をするのでしょうか。

立民の対応

Dappi問題を激しく追及していた、立民に刺さった特大ブーメランですが、まずは資金提供をした福山元幹事長が釈明しました。

福山氏によると「理念に共感したため、資金提供したが、内容には関与していない」とのことで、謝罪もなく、党内でも違法性は無いとの事でお咎め無しのようです。

西村幹事長が問題にかんして記者会見を開きましたが、簡単にいうと「党の調査により違法性はないので、処分はしない方針」とし、「国民に疑念を持たれたことは反省すべき」との見解を示しました。

激甘です。とてつもなく甘い対応であります。

これが自民党ならもっと強烈に追及していたでしょう。

記者会見もYoutubeで見ましたが、記者の質問に対して西村幹事長はよく分からない煙に巻くような回答をしていました。

CLPの番組内容について問われた時も、「問題がない」と答えたにもかかわらず、西村幹事長自身は番組を見たことがないとのこと。

周りが問題ないといったから、「問題ない」といったのだそうです。

適当過ぎです。。。

こんな答弁を国会でしたら、蓮舫議員や今は亡き辻本元議員辺りに張り切って舌鋒鋭く攻撃されまくるでしょう。

そして泉立民代表は「幹事長に調査を指示をして、幹事長が必要な調査を終え、会見に至った。わが党としての説明を終了している」とした上で「第三者委員会等々が、必要ということではない」と明言し、勝手に強引な幕引きを図っています。

まったく説明責任を果たしておらず、資金提供された佐治氏はおろか、福山氏も会見せず、紙切れ一枚で済まそうとしています。

本当に立民は自民に厳しく身内に激甘であります。

こんなにダブルスタンダードでは国民の信頼を得られないでしょう。

いつも思うのですが、立民だけに関わらず、自民党を厳しく攻撃する野党は、自分たちが攻撃されると本当に弱いですね。

常に攻撃をしているので、防御を怠るのでしょうか。

サッカーでいうと、立民はGKまで含めて相手陣内に常にいる超超攻撃的布陣を敷いているため、一旦守勢に回ると自陣のDFラインもゴールも無人状態で責められ放題なんですね。

なにやら今回の問題で立民の未来は、次の参院選で比例得票率2%を割れば「国政政党」返上となる社民党と同じ道をたどる「終わりの始まり」になりそうな予感があります。

おわりに

完璧な人間は世の中おらず、清廉潔白な人もなかないるものではありません。

立民の問題点は、自分たちが清廉潔白で完璧な人間でもないのに政権批判の為に、なんでも批判材料にすることではないでしょうか。

重箱の隅をつつく人は結局自分の行動も縛られてしまいます。

結局自民と体質はそう変わらず、同じことをやっているので、時々ブーメランがさく裂するのでしょう。

今回の件では立民支持者からも批判があるようです。

本当に是々非々で政策論争をしなければ、社民党の二の舞になってしまいます。

いや、既になりつつあるような気がしますね。

自民党も最近は何とも言えませんが、野党がしっかりしなければ緊張感が保てないので、立民に代わる野党の登場を期待したいですね。

維新と国民民主に頑張ってもらうしかないですかね。

 

ではこの辺で、アディオス!