¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
どの子供も必ず通る道といわれる、アンパンマンに我が子もついに夢中になりつつあります。
私が子供の頃はアンパンマンの絵本はありましたが、アニメ化される以前だったこともあり、今のような人気の無い時代でした。
ですので、どういったストーリーでどんなキャラクターがいるのかほとんど知らなかったのですが、子供と一緒にYoutubeなどで見る機会が増え、この歳になり始めて国民的人気アニメを見ております。
話の内容は正義のアンパンマンと悪のばいきんまんとの対立による勧善懲悪ものや、困っている人を助けることがコンセプトであります。
幼児向けなので当然のことながら設定は分かりやすいですね。
毎回毎回ばいきんまんに嫌がらせを受けては、なんとかアンパンマンがそれを跳ね除けています。
なにやら今回のウクライナ戦争や我が国が置かれている構図にも思えてきました。
アンパンマンは一応ばいきんまんに対して、「やめるんだー、ばいきんまん!」と声掛けします。
当然のことながら、ばいきんまんは無視しますが、最後はアンパンマンの武力行使の前に敗退します。
いつもこのパターンなのですが、じつはアンパンマンとばいきんまんは一度たりとも話し合いでトラブルを解決したことがなく、常に武力衝突を繰り返しているのです。
これはアンパンマンだけでなく、ウルトラマンや仮面ライダー、戦隊シリーズでもそうですね。
ウルトラマンが怪獣と話し合ったり、仮面ライダーがショッカー達と交渉のテーブルつくなんてことはありません。
もちろんバトルシーンが無ければ、話が面白くないというのは分かりますし、子供向けの番組にそんなツッコミするなという話ではありますが。。。
しかし、日本人は幼少期より、このパターンを見てきているはずなのに、なぜか国家間の紛争などが勃発すると「話し合い」を持ち出します。
先日も会社の女性社員がウクライナ戦争について「話し合いで解決すれば良いのに~」と言っておりました。
世の中話し合いで解決できないことはたくさんあるのに、なぜ戦争だけは「話し合い」で解決できると思うのでしょうか。
ばいきんまんはいたずらや悪さをすることが戦略目標であり感情的にもアンパンマンを憎んでいます。
アンパンマンはばいきんまんと仲良くしたいと思っていても、ばいきんまんとは話が通じないのです。
そんなばいきんまんをアンパンマンを始めとするパン工場の有志連合は話し合いで止めさせることが出来るのでしょうか。
ばいきんまんの脅威に対抗するためには、アンパンマンを中心とした、しょくぱんまん、メロンパンナ等による集団安全保障体制が必要なのです。
国際間で例えるとアンパンマンが米軍、パン工場が米軍産複合体、しょくぱんまんが英国、カレーパンマンがドイツ、メロンパンナが日本といったところでしょうか。
ばいきんまんはロシアか中国、又は日本にとっては北朝鮮であります。
北朝鮮からは毎回嫌がらせを受けており、その度に「やめるんだー、金正恩!」と日本政府は言っておりますが、まったく効果はありません。
それは日本が話し合いという選択肢しかなく、軍事オプションが無いからであります。
しかし、そんな状況も今回のウクライナ戦争により、だいぶ風向きが変わりつつあります。
自民党内で防衛費をGDPの2%に増額するといった意見も出ております。
なにも2%にこだわることは無いと思いますが、まずは一歩前進であります。
敵基地、敵中枢攻撃論も出始めており、こういった議論が活発化し、はやく普通の国になることを期待します。
話し合いが無力なのは、国際的な話し合いの場である国連が今回の戦争で全く何もできないことで証明されております。
日本も早く「アンパンチ」、「ライダーキック」や最後の必殺技である「スペシウム光線」を手に入れなければなりませんね。
自主防衛の力を付けないと、いつまでも正義のアンパンマンが助けに来てくれるとは限りません。
ではこの辺で、アディオス!