¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
ロシアの侵略により始まったウクライナ戦争ですが、ウクライナ軍が徐々に押し返しつつあります。
無限に西側から補給のあるウクライナ軍と補給が滞っているロシア軍との差が出始めてきております。
首都キーウを諦めて、ドンバス地方と南部マリウポリだけでもかすめ取ろう主戦場を変更しようとしております。
ロシアでは作戦の第一段階が予定通り終了したと言っておりますが、要はキーウ攻略に失敗したとこ言うことであります。
吉本新喜劇の池乃めだかのギャグ、喧嘩でボコボコにやられた後、「よっしゃ、今日はこれぐらいにしといたるわ」を彷彿とさせます。
戦局の悪化のため、だいぶロシア中央もゴタゴタしてきているようで、プーチンによる粛清も噂されています。
ロシアの力が弱まると当然抑えつけられていた周辺国も動きだします。
アゼルバイジャンが隣国アルメニアとの係争地であり、ロシアの平和維持部隊が駐留するナゴルノ・カラバフに進出したとのニュースもあります。
今後のロシア敗戦後をにらんだ動きが本格化しそうですね。
この先ロシアはどうなってしまうのでしょうか。
勝手な妄想で考えてみました。
ロシア連邦解体
ロシア内戦
戦争の失敗により、不満を持った反プーチン派がクーデターを起こし、それに対抗するプーチン派との内戦が起こる可能性があります。
モスクワを中心とした戦闘は、地方にも波及し、戦闘が拡大し国内は経済制裁の影響による疲弊も相まって大混乱に陥ります。
国内の分離独立派はこれを機に独立に動きます。
独立に動くであろう地域はチェチェン共和国、タタールスタン共和国、トゥヴァ共和国、サハ共和国など。
その他の民族共和国もこの動きに追従するかもしれません。
また、極東地域なども中央の統制から分離独立を目指すことも考えられます。
旧ソ連諸国の動き
ジョージアがロシアに切り取られたアブハジアと北オセチア、モルドバがロシア系が事実上独立している沿ドニエストル共和国の回収するでしょう。
当然ウクライナはドンバス地方とクリミア半島を奪回します。
アゼルバイジャンとアルメニアは長年の係争地ナゴルノ・カラバフを巡って再度衝突します。
ベラルーシではプーチンの後ろ盾を失ったルカシェンコ大統領が失脚し、親欧米政権が誕生となります。
周辺国の動き
米国やEU、ウクライナは反プーチン派を、中国は陰ながらプーチンを支援し内戦は激化します。
最終的に核兵器をコントロール下に置くことを名目に西側による平和維持部隊の派遣を行い、実質的にロシアを分割統治下に置きます。
トルコはアゼルバイジャン、トルクメニスタンなどトルコ系諸国への影響力を高めます。
日本は積極的にロシア極東地域の平和と安定に関わることが出来れば、長年の懸案である北方領土が戻ってくる最後のチャンスかもしれません。
フィンランドもソ芬戦争で奪われた地域が返って来たり、ロシア飛び地のカリーニングラードが、ポーランドやドイツの帰属になることもありえなくはありません。
最終的にロシア解体により強大な(と思われていた)ロシア軍は消滅し、力の空白ができたことにより、旧ソビエト連邦の領域は完全にロシア人の手から離れることになります。
おわりに
という、素人が考え出したロシア解体の妄想でありました。
ただ、何が起こるか本当に分からない世の中であります。
半分くらいはその通りになるかもしれません。
ロシアが北朝鮮化して、極貧ながらも核の恫喝でしぶとく生き残るシナリオもあります。
しかし、30年近くも自由と西側の文化に慣れ親しんだ若い世代が、またソ連時代に戻れるとは思えません。
戦争の失敗と強烈な経済制裁によるロシア経済崩壊により、遅かれ早かれプーチンが失脚するのは既定路線なのかなと思います。
そうであれば、プーチン後のロシアを世界の動きが気になるところですね。
まだまだ、凄惨な戦争が続いておりますので、狂気の独裁者が一刻でも早く失脚することを願うばかりです。
ではこの辺で、アディオス!