Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
投資を始めるとCFDという単語を耳にする機会が増えてきます。
投資系Youtuberの髙橋ダンさんもよく言ってますね。
私は長らく信用取引のことかと勘違いしておりました。
また私が過去に大損した先物とも違います。
損失の詳細はこちらをどうぞ。
人生の失敗5選【日経先物編】CFDってなに?
CFDはハイリスク?
私を含めたこんな超初心者の方におススメです。
CFDとは何なのか自分の勉強も兼ねてざっくり解説します。
※CFDの取引には口座開設が必要です。
CFDとは
Contract For Differenceの略で、日本語では「差金決済取引」と言われています。
通常の株取引では現物株の売買をしますが、CFDでは実際に購入せず、売買したことにします。
さっぱり意味が分かりませんね。
分かりやすくすると、投資家と証券会社の間で架空の取引をします。
例えば投資家が100万の株を証券会社から買ったことにします。
110万の時に売ったとします。この差額10万が投資家の利益になります。
これを現物株を買わずに投資家と証券会社の間だけで行います。
ただ、これだと証券会社だけ損してしまいますね。
そうならないよう証券会社は同じ注文を他の金融機関と取引します。
そうすることによって、投資家が損しようが得しようが証券会社は関係ありません。
証券会社はスプレッドによって利益を確保します。
スプレッドとは
スプレッドとは、買値と売値の差。
例えばある株のCFDのレートが「100~105」の場合はスプレッド5円になります。
CFD業者によってこのスプレッドは異なります。
CFDの特徴・メリット
投資対象が広い
国内外の株価指数、各種商品先物が対象のため種類が豊富です。
- 個別株CFD
- 株価指数CFD
- 金、銀、原油などの商品CFD(コモディティ)
- 債券CFD
- ETFCFD
- 通貨FX
人気のFXもCFDの一種です。
レバレッジが掛けられる
業者によってレバレッジの倍数は異なりますが、証拠金の最大5~20倍掛けることが出来ます。
信用取引のレバレッジ3.3倍より大きくかけることが出来ますので、より少ない資金で大きな金額の取引が出来ます。
取引手数料無料
手数料無料の業者が主流です。
売りから取引出来る
架空取引なので売りからも入れます。
ほぼ24時間取引可能
銘柄ごとに制限はありますが、ほぼ24時間なんらかの取引が出来ます。
日中忙しい人は隙間時間や夜間に取引可能です。
CFDのデメリット
大きくレバレッジを掛けられますので、爆益を上げることも可能ですが、もちろん爆損もあります。
自分でもコントロール出来ないくらいのリスクを取りすぎる危険もあります。
また、追加証拠金(追証)は発生しませんが、損失が膨らめば手持ちの建玉が強制決済(ロスカット)されます。
主なCFD業者
CFD業者はどれを選んでよいか分かりませんよね。
ざっくり下記7社が有名どころです。
IG証券
取引銘柄16,000以上とNo1であります。
英国系のオンライン証券です。最近投資系Youtuberのバフェット太郎さんとタイアップ企画をしておりますな。
GMOクリック証券
取引銘柄約130で、人気銘柄はほぼ網羅しています。
何万も種類があっても選べないので充分ではないでしょうか。
楽天証券
我らが楽天証券ですが、10銘柄取り扱いです。楽天ユーザーにはお馴染みで使いやすいですね。
OANDA Japan
銘柄数は16のみですが、少額200円からはじめられたり、使いやすいといわれている世界標準のチャートツールMT4が使えます。
くりっく株365
取扱銘柄6。取扱数は少ないですが、他のCFD業者とは違った特徴があります。
以下クリック株365より引用。
「完全マーケットメイク方式」という方法で、投資家の皆様に価格を提供します。
取引できるレートは、複数のマーケットメイカーにより提示される価格の中から、最も安い売り価格(売呼び値)と、最も高い買い価格(買呼び値)を抽出し、リアルタイムで提供しています。
そのため、投資家の皆様はその時点における最も有利なマーケットメイカーによる価格で取引を行なうことができることになります。
透明性の高い取引をしたい方向けです。ただコストは高めです。
DMM.com証券
厳選された人気の7銘柄のみ取扱といったところでしょうか。
銘柄選定に時間を取られたくない方向けです。
サクソバンク証券
取扱銘柄約6000のデンマークの証券会社になります。
私は株の口座は開設済みです。日本の証券会社では買えない銘柄が買えます。
欠点は未だ特定口座に対応しておらず、一般口座のみという点です。
まとめ
ちょっと分かりずらい取引ではありますが、現物のやり取りをしないという点を理解できれば良いと思います。
始めるにあたってはとにもかくにもリスクコントロールをしっかりすることです。
CFDは中級者以上向けだと思いますので、初心者は無理に手を出さなくても良いのかなと思います。
今回は内容を理解するのが目的でしたので、私もCFDはもう少し経験を積んでからですかね。
ではこの辺で、アディオス!