¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
日経新聞のYoutubeになかなか興味深い動画がアップされておりました。
【ウクライナ侵攻1年】さまようロシア人 ジョージアでみた侵攻の代償
ロシアによるウクライナ侵攻とそれに伴うロシア国内での動員令に端を発したロシア人による国外脱出は70万人とも100万人ともいわれています。
人口400万人の隣国ジョージア(旧グルジア)には70万人のロシア人が入国し、そのほとんどが第三国へ移ったが、約10万人がジョージアに滞在しているとされています。
脱出したロシア人はいわゆる高度人材と言われる人たちであります。
ITエンジニア、金融系、医者、文化人などの中産階級で、国の根幹をなす重要な人たちがロシアを捨てております。
彼らはリモートワークで外国に居ながら仕事をしたり、優秀な人材であるためロシア本国を離れても食べていけます。
プーチン独裁政権と戦争による動員により、やむなく国を捨てる選択をせざるをえなかった人々を本動画は取材しております。
ジョージア人たちによる反ロシアの感情はあるが、ウクライナ侵攻によりジョージア経済が成長しているという側面もある様ですね。
なにより興味深いのは、やはり国を出ても食べていけるスキルの重要性であります。
取材を受けていたロシア人達は高度なスキルを持ち、そして英語が話せます。
ロシア人であろうが、専門知識と英語さえ身についていれば、世界中どこでも仕事に困ることはないということですね。
国や組織に頼らず個で食べていける術を身につけなければいけないと痛感させられます。
私は既に手遅れですが、子供達には専門知識と英語を身につけさせることが需要と改めて認識させられました。
日本からこの先、脱出しないといけないような事態が起こるとは考えにくいですが、備えることに越したことはありません。
経済的に没落する、天変地異が起こる、中国に占領される等々、最悪な事態はいくらでも想定できます。
もちろんそうならないことを願っておりますが。
国が衰退する過程においては高度人材や富裕増などの頭脳流出が深刻化しますが、ロシアはまさにその道を辿っております。
ロシアは遠からず没落するでしょう。
そういえば、お隣の大国も富裕層や高度人材が逃げ出しているようです。
こちらも衰退への道を歩みつつあるのでしょうか。
日本の未来にとっては望ましいことですが。
ではこの辺で、アディオス!