¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
2022年の相場がスタートしてから、波乱含みであります。
世情もオミクロン株や、米中対立、ウクライナ情勢、カザフ騒乱があり、イベントも北京冬季オリンピック、そして何気にカタールW杯があります。
あまり盛り上がりませんが、今年はワールドカップイヤーだったのですね。
米調査会社ユーラシアグループは今年の10大リスクを発表しており、米中露関連が多いですが、すでに同社のいうロシアの緊張リスクは顕在化しております。
詳細はこちらをご覧下さい。
2022年の米中リスク同社は政治リスク専門コンサルティング会社ですので、未来予言をしているのではなく、「こういうリスクの可能性が高い」といっているだけであります。
とはいうものの、予言のようなところもありますので、その的中率といいますか、予測の正しさが気になるところであります。
確かめる方法は簡単で2021年の10大リスクを確認すれば良いだけです。
というわけで、どれだけ正確に直近の未来のリスクを当てたか見てみましょう。
2021年の10大リスク
以下、昨年懸念されたリスクになります。
1位は米国の分断をリスクとして挙げられていましたが、昨年はどうだったでしょうか。
1.米国の分断
バイデンが就任一年の会見を行い、自身の実績をアピールしておりましたが、残念ながら支持率は40%台と低迷しております。
結局この一年ではアメリカをまとめ上げることが出来ず、2024年にトランプが再出馬の可能性もあり、分断は深まりそうです。
何といっても人気が今一つで、副大統領のカマラ・ハリス氏も何をやっているのか分からず、バイデン大統領に輪をかけて不人気であります。
身内である民主党もまとめ切れていないので、内政外政で課題が山積みであります。
今年の中間選挙で共和党が多数を占める可能性もあり、米国は一枚岩になり切れないようです。
2.コロナ問題長期化
2022年に入ってもオミクロン株が猛威を振るっていますので、このリスクは的中であります。
私などは2020年の夏にはパンデミックは終息すると思っており、ここまで長期化するなんて想像もしてませんでした。
2020年に短期大学に入学した学生さんたちはほとんどキャンパスに行かないまま今年で卒業ですね。。。
3.グリーン化
昨年は脱炭素化の流れが、加速した年でした。
あちらこちらで散々「持続可能な~」というフレーズを聞きました。
方向性としては間違ってはいないと思いますが、やはり急すぎたのでしょう。
グリーン化の流れを進めたせいで、電力供給が追い付かず、逆に石油、天然ガスなどの火力に頼るというグリーン化に逆行する事態になりました。
こちらのリスクも的中であります。
4.米中緊張関係の波及
こちらは同社でなくても誰もが予測したことであります。
昨年だけでなく、今年に入っても米中対立は継続しており、緊張緩和の兆しは見られません。
対中包囲網の構築や、北京オリンピック外交的ボイコット、台湾問題、ウイグル人権問題など、対立の火種に事欠きません。
5.データ競争
国家や企業のビックデータの事でしょうか。
恐らくは米中を中心としたデータの管理や安全の確保についての事かと思いますが、中国は膨大なデータを有するアリババやテンセントをはじめとする、国家の枠を超えはじめた巨大IT企業に対して締め付けを始めていますので、予想は的中といったところでしょうか。
6.サイバーリスク
2021年だけでも、米石油パイプラインに対するランサムウェア攻撃、東京五輪へのサイバー攻撃など、中国、ロシアからと思われるサイバー攻撃の脅威が増しています。
もはや各企業レベルが対処する問題ではなく、国家がサイバーセキュリティを担っていかなければなりませんね。
国家レベルでサイバー攻撃を仕掛けてきますので、既に武器を使わないハイブリット戦争が始まっています。
自民党の高石早苗政調会長は自信の著でセイバーセキュリティの強化を訴えております。
7.トルコ
同国の危機はリーダーであるエルドアン大統領によって引き起こされているようなものであります。
金利の引き上げによるトルコリラ安によって国民生活は打撃を受けています。
リラ安についての詳細はこちらをご覧下さい。
なぜ安い?【トルコリラ】8.産油国にとって厳しい年に
行き過ぎた脱炭素化と、需要回復により昨年から原油価格は高騰しております。
しかも脱炭素化が進みそうだということで、産油国も増産へ設備投資をしないので、ますます原油が高騰しています。
産油国にとってはそこまで厳しい年ではなかったのではないでしょうか。
9.ドイツのメルケル首相退陣
ヨーロッパ最大の国ドイツを16年率いたメルケル首相が昨年退任しました。
欧州のリーダーシップが弱まるリスクを指摘されているようですが、昨年はどうだったでしょうか。
欧州としてウクライナに圧力をかけるロシアに対抗できていないところをみると、NATOやEUで強いリーダーシップをドイツは発揮できていないのでしょう。
メルケル氏は親中派で、ドイツ財界も中国経済にべったり依存してましたから、人権問題に厳しショルツ政権になりどうなるでしょうか。
また、移民政策でもメルケルはかじ取りを誤ったとおもいますので、ドイツの移民受け入れに変化が起こるかもしれません。
10.中南米が抱える問題
中南米があまりニュースにならないので、よく分からないですね。
経済的なリスクは恒常的に抱えているので、どんなタイミングでそれば噴出するか分かりません。
新興国から資金が流出する可能性も示唆されていますので、昨年では無く今年がリスク顕在化の年かもしれませんね。
おわりに
ユーラシアグループ社もノストラダムスではないので、予言ではないのですが、同社のいうリスクは概ねその通りになっていますね。
予想的中率は高いので、今年の10大リスクも留意して、株式相場を展望したいですね。
今年の10大リスクは2021年の10大リスクの大半を引き継ぐ形になっており、米中露の3大国を中心に動きがありそうです。
昔は10大リスクの中には日本が入っていたこともあったようですが、今やすっかり影を潜めてしまいましたね。
我が国の国際社会における地位低下を見るようで寂しいですね。。。
ではこの辺で、アディオス!