Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
世の中GWですが、家に巣ごもりか精々ジムか地元を散歩です。
このご時世、行った気分になれるので最近よく旅の本を読んでます。
主にバックパッカーの方や冒険家の本です。
蔵前仁一さん、高野秀行さんや変わり種では角幡唯介さんの「空白の5マイル」が意外と面白かったですね。
私も元バックパッカーの端くれとして、当時を懐かしみつつまた同じような旅行をしたいと思っています。
体力的にもう無理でしょうけど。
そんなバックパッカーですが、日本人の割合が近年減っているそうです。
今の若者は海外志向が無いのでしょうか?
バックパッカーとは
バックパッカーとは大きいバックパックを背負って低予算で海外を個人旅行する旅人たちのことをいいます。
半年から1年、長い人だと数年海外を旅する人もいます。
私のイメージですが、究極に宿と食事をケチっている人が多かったです。
いかにその日を低予算で過ごすかに命を懸けている人たちです。
大体有名な観光地には日本人宿があり、常に大勢の日本人バックパッカーがいたものです。
まだインターネットが普及し始めたくらいでしたので、旅の情報は「地球の歩き方」と彼等からの生の情報だけでした。
日本人バックパッカー宿は本当にいろんな人のいろんな話が聞ける貴重な場所でした。
中には必ずといっていいほど1人は長期滞在者がおり、その宿の主みたいに偉そうにしているのがいますが。。。
当時のバックパッカー達のバイブルといえば、やはり沢木耕太郎さんの「深夜特急」でした。
古い本ですが、当時のバックパッカーで影響受けなかった人はいないですね。
当然私も読んでます。
いつ読んでも旅に出たくなりますね。
大沢たかおさん主演のドラマにもなりましたが、面白くて良かったですね。
もう一つバックパッカーブームに火を点けたのが、電波少年の猿岩石です。
影響されて旅に出た人が後を絶たなかったとか。
私は残念ながら、猿岩石に影響されて旅に出た人に出会ったことは無いですが(笑)
2000年前後のバックパッカーといえば日本、欧州、北米の若者がほとんどでした。
日本人海外旅行者の減少
4年前の記事にインドの有名な日本人宿で日本人バックパッカーが減っているという記事がありました。
確かに2019年に久々に海外旅行に行きましたが、日本の存在感が薄くなったと感じました。
以前はお土産屋、レストランの呼び込みは片言の日本語で話しかけてきたものです。
それが今ではまず中国語か韓国語で話しかけられます。
世界で中国人旅行者の存在感が増してますね。
日本人宿でも日本人だけでなくこうしたアジア各国の若者が利用しているそうです。
なぜ日本人の若者がバックパック1つで海外に行かなくなったのでしょうか。
今の若者は海外興味が無い、お金が無いからなどと言われてますが、結局のところ少子化で海外に行く人の分母が単純に減っているという事です。
人口減が原因という話としてはなんの捻りもありませんが、事実なのでしょうが無いです。
決して今の若者に冒険心は海外志向が無くなったというわけではなさそうです。
いつの日か若い時に旅したルートをまた訪問したいと思ってますが、
人口減で以前泊まった日本人宿が無くなるのは実に寂しいものでありますね。
ではこの辺で、アディオス!