もし20歳でマネーリテラシーに目覚めていたら

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

私は40歳になってから、ようやくマネーリテラシーに目覚め、倹約、貯蓄、投資に励むようになりました。

それまでは、月給はきれいさっぱり使い切り、ボーナスを使い切ることが無い場合のみ、貯金として残っている状態でありました。

20代大半は海外におり、貯金もせずに旅行などをし、日本に帰ってからの30代の大半は夜な夜な合コンやパーリー、デートなどにお金が消えていきました。

相当マネーリテラシーの低い行動を取っていたなと、後悔することしきりであります。

特に投資は時間を味方につけることが一番ですので、20歳の頃からマネーリテラシーを身につけていればと今頃相当な資産を構築することが出来たのではないでしょうか。

20歳の自分に合うことが出来たら、言ってやりたいですね。

ただ、最近は少し考えが変わって来まして。。。

もし、自分が20歳のころにマネーリテラシーに目覚めていたら一体どうなっていたのか。

凝り性なので、すぐに倹約貯蓄投資にのめり込んでいたでしょう。

となると、20代の頃から、人付き合いもせず、当然海外にも行くことは無かったでしょう。

100万円、200万円もかけて、1年以上海外を放浪するなんてとてもじゃないけどする気になれませんね。

旅に出ている間は稼げないので、一方的にお金が減り続ける状況は耐えられません。

30代になっても夜な夜な散財するなんてこともなく、会社と家の往復だけで過ごす生活だったはず。

結果として、40代でそこそこの資産形成に成功し、FIREも間近だったかもしれません。

しかし、40代に突入して、得られたものはそこそこの資産のみという可能性が高いですね。

海外も知らず、友人もおらず、ましてや独身のままだったかもしれません。

そう考えると、40歳でマネーリテラシーに出会ったのは私の必然だったのではないかと最近思うようになりました。

お金に対して執着していなかったおかげで、海外生活を送り、大抵の日本人が生涯行くことの無いような南米の国々を見ることができました。

貯蓄志向だったら、勿体無くて行くこともなかったでしょう。

また、30代に入り散々飲み歩くことによって、生涯にわたって付き合える友人たちに巡り合うことが出来ました。

いわば、20代30代はマネーリテラシーを犠牲にして、貴重な海外経験や友人たちを得るた期間であるといえます。

つまり何が言いたいかというと、私は全く貯蓄をしてこなかったので極端な例ですが、20代30代のうちは、もちろん一定の貯蓄はすべきですが、積極的にお金を使うのも大事ということであります。

なんだか、昨今のFIRE批判と同様のことを言っていますが、貴重な20代30代の時期に節約生活をして、何も経験せずFIREをしたところで一体何になるのでしょうか。

ただただ残りの人生をご飯を食べて排泄して寝るだけの生活のような気がしてならないのです。

それがしたかった生活と言われればそれまでですが。。。

今まで「なんでもっと早くマネーリテラシーに目覚めなかったんだろう」とずーっと思ってましたが、私にとってマネーリテラシーが必要になったのが40歳であり、そこで目覚めたのは必然だったのかなと思うようになれました。

投資は早く始めることに越したことは無いですが、若いうちは多少の寄り道も良いのではないでしょうか。

 

ではこの辺で、アディオス!