買うべきか!?【ARK ETF】

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

今度はジェフ・べソス氏が宇宙飛行に成功したというニュースが飛び込んできましたね。

いよいよ宇宙旅行が身近になりましたので、私のやりたいことリストにも宇宙旅行を加えたいと思います。

生きている間に100万円を切る価格帯になってくれれば良いのですが。

21世紀に入り科学の進歩はあらゆる分野でさらに加速度を増したようにも思えます。

新しい技術は我々をわくわくさせてくれます。

と同時に絶好の投資のチャンスでもあります。

例えると30年前のアップル株やマイクロソフト株が安値でまだまだ転がっているということであります。

そうはいいものの、正直どの技術が人々に受け入れられどの企業が成長するのかわからないですね。

こうしたいわゆる「破壊的イノベーション」への投資に特化した非常に珍しい会社が米国にあるのです。

それがキャシー・ウッド女史が率いるアーク・インベストメント・マネジメントであります。

破壊的イノベーションとはなにやら穏やかではない表現ですが、要は我々の生活を一変させるような革新的技術であります。

同社はそのような企業を分析して投資することに長けているようです。

彗星の如く現れたARK社ですが、同社のETFは人気で株価は右肩上がりであります。

ARK ETFとはどういうものか、今回もざっくり簡単に調べてみました。

キャシー・ウッドとは

アーク・インベストメント・マネジメントの創業者であり現CEO及びCIOであります。

今や投資業界では知らない人はいない有名人であります。

中には投資の神様ウォーレン・バフェットの再来と持ち上げる人もいるそうな。

彼女はその目利き力からハイテク投資家達の教祖となっております。

元々同氏はたたき上げのプロの機関投資家であり、数社の投資運用会社を渡り歩いたのちに、現ARK社を立ち上げております。

同氏が率いるARK社はイノベーションこそが成功の鍵であると信じ、破壊的イノベーションから生み出される長期的な成長と利益を捉えることを目指しているそうであります。

筋金入りの投資家であり、バフェットと違って新しい技術に的を絞って積極的果敢に投資をしているところが常人とは違う凄みですね。

破壊的イノベーション

ARK社の掲げる「破壊的イノベーション」ですが、3つの条件があります。

破壊的イノベーション 3つの条件

 

劇的に生産性の向上をもたらすこと

 

急激なコスト低下をもたらすこと

 

他のイノベーションをもたらすプラットフォームであること

ARK社の挙げる破壊的イノベーションは以下の5つ。

ゲノム解析

 

ロボティクス

 

ブロックチェーン

 

人口知能(AI)

 

エネルギー貯蔵

引用元:日興アセット

 

同社は現在この5つの分野が破壊的イノベーションを起こすと考え、集中投資を行っております。

代表的ARK ETF

現在ARK社には6つのアクティブファンドと2つのインデックスファンドがあります。

アクティブファンド

ARKK  ARK innovation ETF

ARK社のETFの中で最も有名なETFであり、破壊的イノベーションを持った企業が集められています。

保有銘柄はテスラを筆頭に、ズーム、スクエアなどが含まれています。

ARKQ Autonomous Technology&Robotics ETF

主にロボット技術、自動運転、エネルギー貯蔵、3Dプリンタ、宇宙探査の分野の企業を集めたETFです。

ここでもテスラが含まれています。

ARKW Next Generation Internet ETF

次世代インターネットETFとよばれ、AI、ビックデータ、クラウド、サイバーセキュリティ、ブロックチェーンが中心になります。

またまたテスラが含まれており、そのほか、ツィッター、スポティファイ、前述のスクエアなどを保有しています。

ARKG   Genomic Revolution ETF

遺伝子編集、治療法、農業生物学、ヘルスケア分野のETFです。

ARKF FINTECH INNOVATION ETF

主にフィンテック関連のETFです。

モバイル決済、デジタルウォレット、ピアツーピアレンディング、ブロックチェーンテクノロジー関連企業への投資をしています。

主な企業はスクエアやペイパルが含まれております。

ARKX SPACE EXPLORATION AND INNOVATION ETF

宇宙関連のETFであります。

軍事企業のロッキードマーティンやグーグル、日本のコマツが含まれています。

私も以前購入を検討したことがありましたが、宇宙関連以外の企業も多く含まれているので、購入を見送った経緯があります。

インデックスファンド

PRNT The 3D Printing ETF

製造業だけではなく、他の分野でも革新をもたらす可能性を秘めている3Dプリント業界に投資するETFであります。

IZRL Israel Innovative Technology ETF

ARKにしては珍しくヴァンガードの国別・地域別ETFの様ですが、イスラエルの先端技術である、ヘルスケア、ライフサイエンス、製造、電気通信などのイスラエル企業へ投資しているETFです。

おわりに

ARK社のETFは去年辺りからハイパフォーマンスでしたが、今年頭にピークを付けてから下落し、最近はまた株価が戻りつつあります。

日本の証券会社では買えないのと、経費率(ARKKで0.75%)の高さが気になりますが、今後ますます目が離せないですね。

因みに購入する場合はサクソバンク証券かIG証券の口座を持っている必要があります。

または日興アセットマネジメントでARKと類似の投資信託があります。

Youtuberの髙橋ダンさんはARK ETFに対し懐疑的な見方をしております。

確かに人気はありますが、特定分野への投資は分散の観点から推奨されていませんので、投資のプロと呼ばれる人たちからは賛否の別れるETFになります。

私自身は夢のある投資と思いますので嫌いではないですね。

経費率の高さと日本の証券会社で購入できない点を考慮して、しばらくは監視対象です。

 

ではこの辺で、アディオス!