¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
本日はこの話題しかないでしょう。
カタールW杯、アルゼンチン3度目の優勝であります。
神の子リオネル・メッシが最後のW杯として臨んだ5回目の大会で初めて優勝トロフィーを手にして有終の美を飾りました。
試合内容はサッカーに詳しくないので、割愛しますが、対するフランスの若き英雄エムバぺも土壇場後半2点と延長の1点を挙げる決勝戦ハットトリックと圧倒的な存在感を示しました。
まさに新旧スーパースターの対決といった感じでしたが、若いスターをベテランがねじ伏せた感じであります。
後出しジャンケンみたいで嫌ですが、フランスは前回優勝したし、メッシもそろそろ優勝させてあげたいなと思い、フランスが有利とは思いつつも、心情的にはアルゼンチンを応援しておりました。
アルゼンチン国民も1986年以来、待ちに待った優勝だったことでしょう。
Youtubeで首都ブエノスアイレスの様子を見ましたが、当然ながらお祭り騒ぎであります。
特にサッカー熱狂国ですので、なおさらであります。
不肖私くは15年くらい前にアルゼンチンを旅行しております。
当時はファン・ロマン・リケルメが代表の中心選手で、街のところどころに彼の写真がありました。
そんな彼を遥かに凌駕していたのが、やはりディエゴ・マラドーナであります。
至るところにマラドーナが存在しておりました。
もはや生活の一部といいますか、マラドーナ教の教祖ともいうべきか、アルゼンチンが国名を変更してマラドーナ共和国になれるのではないかと思うくらい、マラドーナだらけなのであります。
たまたまブエノスアイレスで見た映画も「AMANDO A MARADONA」というタイトルの映画でした。
「愛してるマラドーナ」と訳すべきか、「愛しのマラドーナ」の方がしっくりきますか。
とにかくマラドーナ愛に溢れた映画でした。
映画そのものはつまらなかったですが。
本当にとんでもなくアルゼンチンの中ではマラドーナの存在感が強いのです。
恐らく彼が大統領選に出ていれば、間違いなく当選したでしょう。
そんなマラドーナと共についにメッシが並び立つことになりました。
メッシはバルセロナでの生活が長いため、アルゼンチン国民にとってそこまで親近感の湧く存在では無かったのでしょう。
「代表になると手を抜く」などと、謂れのない中傷を受けていたようです。
しかし、カタール大会優勝によって、アルゼンチン国民も見方を変えるでしょう。
これからアルゼンチン国内にメッシの肖像が溢れかえりそうですね。
新しいサッカーの神様誕生であります。
アルゼンチン国内で「リオネル」や「レオ」という名の2023年生まれの男の子が増えるかも。
しかしメッシは今大会での代表引退を表明していましたが、優勝して欲が出たのか、続行を示唆しています。
暫く王者の余韻を味わいたいのは分かりますが、ここはスッパリ引退して、後進に道を譲ってほしいですが。
神の子メッシも、やはり人間なんですね。
2026年大会に出て再びフランスと激突して、エムバぺにリベンジされるともなれば、最後の最後でキャリアに泥を塗りかねません。
人間引き際が肝心であります。
2026年大会は良く悪くも、サッカー選手として脂ののったエムバぺの大会となりそうですね。
とんでもない怪物であり、既にスーパースターですが、マーケティング的にはルックスが足を引っ張りそうです。
仮にイケメンだったら、ベッカム、ジダン、C・ロナウド並の市場価値があったでしょう。
サッカーのスーパースターの暗黙の条件に白人、英語圏出身、イケメンがありますが、どれにも当て嵌まらないエムバぺはサッカー以外の伸びしろは案外狭いかもしれません。
当の本人はそんなこと気にしてないと思いますが。
ま、とりあえず、今大会はアルゼンチン優勝おめでとうということで。
ではこの辺で、アディオス!