バリュー株の時代?

¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。

新年早々、相場がトレンド転換に入ったとの観測が投資系Youtuberの間でささやかれ始めております。

内容はグロース株からバリュー株に資金のシフトチェンジが起こりつつあるというものであります。

ここ数日のナスダックの下げが物語っております。

これは米金利の上昇による影響とされております。

私は特に集中してグロース株をもっているわけではなく、バリュー株も持っているのでそこまで大きく影響を受けないですが、つい最近ナスダック100指数関連のETFであるQYLD買ってしまいました(笑)

どうりでバリュー株中心のSPYDの株価が上昇しているわけです。

SPYDは減配したので、売りが入ると思ったのですが予測が外れました。

FOMCで年内3回の利上げが示唆されておりますので、この流れは加速していくのでしょうか。

金利上昇局面でグロース株はなぜ下がる?

米長期金利がコロナ前の1.8%上昇し、高PERのハイテク株中心のナスダック総合株価指数が下がりました。

米金利が上昇すると高PER株がなぜ売られるのでしょうか。

全くもってよく分からなかったのですが、簡単に解説するとこういうことであります。

ハイテク関連株は一般的にPER(株価収益率)が高いため、利回りが低い。

金利が上昇すると、金利と比較した利回りの低さからハイテク株への投資妙味が低下し、売られやすくなるというわけであります。

そこで一般的にPERが低く、高い利回りのバリュー株に資金が流れることになります。

マーケット関係者は今後の成長期待よりも、業績が堅調で財務基盤のしっかりした銘柄に資金が流入するとみておりますが、金利が1.75%で落ち着けば、資金のローテーションは一旦落ち着くとみているようです。

逆にもし金利の上昇が止まらなければ、ハイテクグロースはさらに売り込まれ、バリュー株へのシフトが進むということですね。

昨年人気だったレバナス(ナスダック指数を2~3倍のレバレッジを掛けたETF)は今年は旗色が悪そうであります。

円安ドル高傾向は続く?

米金利の上昇はもちろん為替にも影響します。

当然のことながら、お金は金利の高いところに集まります。

今後1ドル120円を予想する声が多いようです。

そうなればドル預金や米国株を持っている人の資産は益々増え、円資産しか持っていない人との格差はますます広がりそうですね。

バリューETF

こうなると今年はバリュー株占められているETFが最適解となりそうです。

バリュー株とは一般的に金融、ヘルスケア、資本財、エネルギー、生活必需品、不動産などのセクターが挙げられます。

主にそういったセクターで構成されているSPYD、HDV、VYMといった米高配当御三家が再び脚光を浴びそうです。

どの銘柄も大体、エクソンモービルやP&G、ジョンソン&ジョンソンなど典型的なバリュー株を組み入れております。

その他バリューETFであるバンガード バリュー ETF VTVがあります。

組み入れ銘柄は上記の銘柄はもちろん、投資の神様バフェット率いるバークシャー・ハサウェイやバンクオブアメリカ、JPモルガンなどの金融系が組み入れられています。

経費率も0.04%と安く、直近の配当利回りも2.42%と悪くないですね。

VTVはもう少し調べて検討したいと思います。

おわりに

今年はVOOとVTIを中心に買って行こうと思っていましたが、パフォーマンスが悪そうですね。

逆に安くなって買い時なのかもしれませんね。迷うところです。

2022年はグロースが下がり、バリューへシフトチェンジ、そして円安ドル高なのは間違いなさそうなので、それを踏まえて戦略を建てなければなりません。

投資経験が浅いので金融相場から移行した業績相場がどういう動きをするのか今年は楽しみであります。

 

ではこの辺で、アディオス!