¡Hola!(オラ!) 凡庸なる投資家ラテン系BOTAです。
ちょっとビックリなニュースが飛び込んでまいりました。
岸田首相が日銀黒田総裁の後任に経済学者の植田和男氏を起用することを固めたようであります。
雨宮氏総裁就任の日経記事は一体何だったのでしょうか。
雨宮氏のニュースで株式市場は安定し、為替も円安方向に振れてましたが、あれは飛ばし記事だったのでしょうか。
ガセネタだったかどうかは分かりませんが、もしかしたら、雨宮氏は一度は打診されたものの、断ったのかもしれません。
YoutuberのNOBU塾のNOBU氏の予測する雨宮氏、山口氏、中曾氏のいずれでもない人物に白羽の矢が立ちましたね。
植田氏とはどんな人物なのでしょうか。
植田和男氏は1974年に東京大学を卒業後、マサチューセッツ工科大学で研究を行い、1993年から東京大学の経済学部の教授となりました。
1998年から7年間は日銀の審議委員を務め、1999年の「ゼロ金利政策」や2001年の「量的緩和政策」を支えました。
その後、東京大学大学院経済学研究科の教授に戻り、2008年には内閣府の調査会の会長として「前川リポート」を取りまとめました。
現在は共立女子大学の教授として教えながら、日本政策投資銀行の社外取締役や日銀金融研究所の特別顧問など多方面で活躍しています。
どうやらYoutubeの高橋洋一チャンネルの高橋氏の系譜につらなる理系の人物のようであります。
まったくノーマークの人物ということで、週明けのマーケットはどのような反応を示すのでしょうか。
インタビューでは「金融緩和の継続が必要」とコメントしており、ひとまずの安心材料といえそうです。
為替も一時は円買いの動きが強まりましたが、上記のコメントにより、再び円安方向に動いております。
植田氏の起用でどうなるか、詳しい方の解説待ちであります。
人事的にはサプライズでも今までの黒田路線を継承しそうですので、そういった面でのサプライズは少ないかもしれません。
いずれにしても、日銀新総裁人事が決まり、相場の一つの不透明要因が解消されそうです。
ではこの辺で、アディオス!